雰囲気がとても好きな映画です。ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。Railwaysシリーズの第３作目であり最後の作品になります。
鉄道好き小学生の駿也の母は出産時に亡くなり、父である修平は晶（有村架純）と再婚するが、修平も病気で亡くなってしまいます。晶は駿也を連れて、東京から修平の父のいる鹿児島に移り、駿也の憧れである列車の運転手になる事を目指します。
新しい母親の晶役も、旦那の修平役も、修平の父役もみんないい演技をしていいですね。
晶が、産みの母親の代わりとして頑張っている姿や、親としての生き方に迷っている姿には、とても心が打たれます。また、運転手になる為の熱心な姿を見ると思わず応援したくなります。
スーパーでの修平と晶の出会いのシーンはすごく好きです。最後のにんじんを分け合う時の会話が、人の良さが出ていてとても好感を持てていいですね。
口数の少ない修平の父は、過去にブルートレイン「はやぶさ」の運転もしていた超ベテラン運転手です。この経歴から鉄道の運転に対する責任と自負が強く、それが体から出ている感じもします。
この映画のような子供や母親が実際にいたら、応援しか出来ないだろうけど、頑張って欲しいなと思います。
