デル・トロさまーーーーーーーーツ!
って叫びたいくらいデル・トロがカッコいい。
そして、イザベラ・モナーがとても可愛いい。
もう、唸るほどの面白さ。脚本が秀逸で、それを彩る撮影、音楽も素晴らしい。
話の道筋がこの作品に出てきた砂漠の道のように、真っ直ぐで力強い。そして次第に道の舗装が悪くなると同時に、物語も不穏な空気が漂う… まさにそこが今作のボーダーライン。
前半でこの作戦が組み立てられて行くまでの導入部分は分かりやすくていいですね。しかも気持ちがいいほど必然的な話の流れに。ちゃんとこの物語のキーである、国境という一つのボーダーラインを主軸に据えた物語の設計は抜群ですね。
それを軸に幾つもの"ボーダーライン"が散りばめられています。それは任務であったり、生と死であったり、心と心であったり…
やっぱり素晴らしいのはデル・トロさんですよ。カッコ良すぎます!そして優しさが滲み出ています。本当に見事な存在感。
もう、前作を久しぶりに見直したい!
そう思わせてくれるほど、最高に面白かった作品でした。