filmarksの一部でも大人気!
怖い顔したオッサンの第一人者、レイ・リオッタが人妻に横恋慕しちゃったキチガイ警官をねちっこく大熱演しちゃっているサスペンス・スリラー。
本当、サイコ野郎を演じさせたら絶品ですな。
そんなレイ様のカリスマストーカーぶりを、もうけっこう!と断っても「まだ、いいじゃないか、へへへ・・・」
と言わんばかりに堪能させてくれますよ!

レイ様に狙われる清楚な人妻役にマデリーン・ストゥ。
いかにも育ちの良さそうな奥様を、水着になったりオッパイだしたりして、こちらも熱演。
ボディダブルを使ってもいい契約だったのに、女優魂がそうさせたのか、はたまたスネーク・プリスキンと一度肌を合わせて
みたかったからなのか、ちゃんと自分で濡れ場も演じられております。
とは言ってもたいした濡れ場でもないのですが、レイ様との濃厚なキスシーンなどはかなりエロい。

そんでもって、主役である旦那役はカート・ラッセル。
この人は完全にインテリという役柄に合っていない感がすごいんですけど、いつアイパッチつけて、「スネークって呼んでくれ」と言い出すのか待ちわびていたのに最後まで言い出さないイケズな男(←嘘です)
まあ、ヘタレ気味だったインテリオヤジが最後にはレイ様とガチンコ対決できるまでになるお話なので、最後の方を考えると
ベストなキャスティングだったと言える・・・のかもしれません。

なんですな。ちょっと前の映画なのでオッサンたちもまだ若かったですな!


幸せ夫婦のスネーク(で、この際良いんじゃね?)とマデリーン夫妻の自宅に強盗が入りまして、何とか未遂で終わるんですけど駆けつけた警官がレイ様だったというね。
最初は真摯な対応する好漢に見えたので、夫妻は友人として付き合うようになります。
レイ様は防犯にも詳しいので、「危ないからセコムに入りなよ」と色々やってくれちゃったりして、お陰で家は完全防犯に様変わりです。
そんな手際の良さも好印象だったのですが、レイ様の隠された狂暴性を知ってしまったスネークは世界一のアウトローのくせして(←完全に他の映画と混同していますがご了承ください)
めっちゃビビりまくってしまって、奥さんに「あいつとは関わるな」と釘を刺します。

しかしマデリーンにデロデロなレイ様は、「彼女との恋を邪魔するヤツは許さねえ」と、警官であることを最大限に利用した嫌がらせを仕掛けてくるんですな!
なにせ、夫妻の夜の営み中でも構わず勝手に家に突入してくるぐらいに狂ってますよ!
段々とエスカレートしていって、ついにはスネークを刑務所送りにすることに成功します。
そう、ここから「ニューヨーク1997」が始まる・・・・・・・
・・・・・わけがないか!
因みに、囚人役で「ワイルドスピード/スカイミッション」のジャイモン・フンスーが顔出してますよ。

保釈金は25万ドル。そんな金あるわけないスネークは刑務所でひとり悶々。
レイ様が勝利宣言しに留置場を訪れますが、ここの粘着質なレイ様がまた最高ですよ。
「いつか(俺とマデリーンの愛の巣へ)訪ねてきなよ。昼飯をおごるぜ」
もう、スネークは脳みそプッツ～～ン!
「ぶっ殺してやる!」
・・・なんて怒鳴っても自分は鉄格子の中。スネーク、可哀相!

そんでもって、旦那が留守なので当然、レイ様はマデリーンをいただいてしまおうと不法侵入しちゃうんですが・・・・・


いやいや、これは手堅くまとまった中々の良作ではありませんか。
お話としてはありきたりかもしれませんが、人間社会の弱点をつく怖さを教えてくれる映画ですよ。
警官が悪だったら、普通の一般人では対抗するのが非常に難しいですものね。
確実な証拠でもなければ警官を訴えるのは困難だろうし、なにしろ法の逃れ方も良く知っているときたもんです。
警官=正義というイメージも手伝って、周囲も信じてくれなさそうで孤軍奮闘になりがちだしなあ。
しかも相手は何度も表彰された正義の代名詞みたいな警官で、頭もまわる優秀なヤツなのですから、足の短いスネークでは
太刀打ちできないのも仕方なしといったところ。
たたみかけるように不幸になってゆくスネークが、絶望的状況からどうやって一発逆転するのか?
マデリーンはレイ様の手に堕ちてしまうのか?
もう気になって気になって、フルスピードで一挙に鑑賞しちゃいましたよ!

クライマックスの攻防がありきたりの展開で少しテンションダウン気味でしたが、レイ様のエスカレートしてゆくキチガイ演技が充分に楽しめましたので個人的に高評価でございます。

監督のジョナサン・カプランはコーマン学校の卒業生。
教科書通りの様な鉄板演出はあまり個性を感じられませんでしたが、とにかくソツが無い出来栄えで、テレビを観ていて何となく始まったりしたら、ついつい最後まで観させてしまうその力量は、コーマン学校卒業の賜物なのでしょうね。
派手さはありませんが、無駄のない脚本も手伝って意外と面白かったです。

兎にも角にも、(そんな人がいたらですが)レイ様に萌えたいなら外せない作品といえるでしょう!
観てください！(←機動戦士Vガンダムの次週予告風で)


レンタルDVDにて

• #俺はスネークじゃなくてマイケルだよ
• #怪人レイ・リオッタ
• #７文字といったら、FUCK
• #YOU!!

これも昔に見て、イマイチ感があった作品。どうイマイチだったのか？を調べるために再見です。◇

泥棒に入られたカ－ト・ラッセル夫婦の家にやって来た感じの良い警官（レイ・リオッタ）が美しい奥さん（マデリ－ン・スト－）に一目惚れしてその後にスト－カ－に変貌するスリリングなサスペンス作品。

映画としては面白いんやけど…★
これね、不満なのはレイ・リオッタの
スト－カ－としてのキャラに説得力がないんですよね。★

執拗にカ－トラッセル夫婦に近づいたり、嫌がらせしたりするけど～
えっ？これって奥さんを狙ってるからなの？そこが全然伝わって来ないんです。
どうしてもこの女が欲しいねん!!とゆう情熱が全く見られない。ただカ－トラッセルに嫌がらせしてるとしか見えへんやん。最初に家に来て奥さんを一回見ただけやんね？一目惚れってやつか？まさかね。😅じゃあ、そうゆう風に描けよ！

自分は一目惚れってした事ないですよ。
一回見ただけでそんなに好きになるかな？一回見てタイプやな～はあるよ。

深層心理学的には、男が女を見て判断するのは、その女とヤリたいか、ヤリたくないか?!なんだってね。で誘われた女も断る理由があるか、ないか？だけの話。

レイ・リオッタはマデリ－ン・スト－を誘ってないですよね?!ただ一回だけ二人でお茶したんですよね。これが駄目なんですよ。旦那がアイツには近づくな！ゆうてるのに…。つまりマデリ－ン・スト－は一回も拒んでないんです。僕でも勘違いしますよ。

最後のほうで、やっとレイ・リオッタがマデリ－ンと二人っきりになるシ－ンでも攻め方がショボい！カ－トラッセルが助けに来るまでの完全な尺つなぎです。

とにかく、レイ・リオッタが北村一輝に見えてしょうがない(笑)
この映画のマデリ－ンそんなに魅力的なキャラでもない。
カ－トラッセルのキャラも仕事一筋で警官にワイロとか、イマイチなオッサン。
この映画ではカ－トのせい？で約２名が殺されている(笑)

サスペンスとしては楽しめますよ。

• #レイ・リオッタのキャラに疑問★

ロサンゼルスの高級住宅街にあるマイケル(カート・ラッセル)とカレン(マデリーン・ストー)の夫婦の家に、強盗が侵入。犯人は逃亡したが、駆けつけた警官ピート(レイ・リオッタ)は何かと親切で、夫妻に防犯のアドバイスまでしてくれる。しかし、マイケルはピートがその強盗を逮捕する際、異常なまでに暴行を加えるのを見てしまう。


特に意外な展開があるわけでもないけど面白い。ラストの対決はかなり雑な感じで呆気ない。奥さんに拒絶されたときの悲しそうなピートの眼が印象的だった。

• #2016観賞ワン