ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3のナツミのネタバレレビュー・内容・結末

ありがとう、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。ありがとう、スター・ロード。ここで終わりだと明言されていることすらも美しい終わり方だったよ。3部作はここで永遠になった気がする。
最後とあって、今まで以上に各キャラクターに見せ場がしっかり作られていた気がする。最高。特に、グルートが阿修羅像みたいになって銃ぶっ放しまくるシーンとネビュラの魔改造がかっこよすぎた。オトボケ会話もふんだんにあり、このチームやっぱり最高と心から思える。
一番感動したのは、子供たちを助けにもう一度敵陣に戻る時の長回し戦闘シーン。ロケットも帰ってきて、これぞまさにガーディアンズ・オブ・ギャラクシー！という興奮があった。
だからこそ、ガモーラとの別れは胸が引きちぎれそうだった。彼女には彼女の、別のホームができた。全てを昔のように押し留めることはできない。またここからそれぞれ、やっていかなくてはならない...ロケットがライラと共には行けなかったように。
彼らの道は一瞬強烈に重なり、やがて少しずつほどけていった。それが心底切なくて、美しい門出だった。