ミュージカル版は何度も観ているけど、原作となった映画は初。
こちらはこちらで名作でした。
まずミュージカルとしてどうアレンジしているかを見るだけで楽しい!
ここでこの曲挟んだのね〜、ここはこうアレンジしたのね〜、ここらへんはカットね〜と勝手に楽しむ。
靴工場の雰囲気や、登場人物それぞれのキャラクターはちゃんと映画から踏襲されてたんだなぁと言うのも分かって、すごくちゃんとしたミュージカル化だったんだなぁと改めて思った。
映画版はやはり少しストーリーが複雑な気はした。
ミュージカルではこれまで気になったことはなかったけど、最後のミラノに行くところで、チャーリー今更ローラにそれ言うの?とちょっと引いてしまった。
靴を作る話なので、靴の描写も丁寧でたくさん出てきて、見応えあり。
ドラァグクイーンのショーや、工業のベルトコンベア、みんなでブーツを履くラストなど、ミュージカル化は必然だったなぁと思う。
2005年の作品との事ですが、映像の感じもちょいレトロ感あって好き。