これは、とてもとても良かったです。
観終わった後、本当に清々しい気持ちになれる、素敵な作品だったと思います。
遊園地っていうと、自分にとっても、
色んな人と、沢山の思い出を作ってきた特別な場所で。
幼い頃は、両親と。
若い頃は、友達や恋人と。
最近は自分の子供たちと。
そして、そこは、
いつ訪れても楽しくて、笑顔を沢山くれる場所だったよなぁと。
そんな事を思った時、この作品に出てくる登場人物達の持っているマインドが、
きっとどこの遊園地にも存在してて、そんな造り手の想いが、
遊園地という場所を、特別なものに作り上げてるんだろうなぁと。
そんな事を思いながら、楽しみながら観ることが出来て、とても良かったです。
主演を務めた2人、波瑠と西島秀俊もとても良かったです。
特に、西島秀俊はとても新鮮で、
最近のイメージをとても鮮やかに打ち破ってくれてて、
ちょっと意外な一面が見れたし、そこに不自然なトコを全然感じなくて、
やっぱり器用な役者さんなんだなぁと。
波瑠はもう、笑顔がとても良くて、
それだけで作品のテーマをその笑顔ひとつで語ってたかのようでした。
後は、グリーンランド。
ここは、昔、三井グリーンランドだった頃に何度か行った事があって、
いい思い出が沢山残ってる場所です。
映画に登場したアトラクションや、施設や、風景を見ていると、
少し懐かしい気持ちになったし、
当時一緒に行った人の事を、思い出したりしました。
ディズニーランドや、USJとは違って、
いい意味で混雑してなくて、快適に過ごせるし、
アトラクションも昔からあるような懐かしいテイストのものに、
絶妙なユルさがあって、とても楽しい思い出が作れた遊園地でした。
そんな個人的な思い出も手伝って、この作品は特別なものになりそうです。
そして、今度は、やっぱり子供たちとグリーンランドに行きたいですね。