〓映画ＴＫ３６５／１６８４〓
◁ ２０２４▷

▫アクシデントマン　
▫配信／YouTube
▫️Y!レビュー ★★★★☆３.６
▫️Ｔ Ｋ評価：★★★☆☆３.５
▫️映画ＴＫ通算：４８８４本
▫️Filmarks通算：３８８４本

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Netflixレコメンからそのまま見てしまった

スコットアドキンス主演

マルタ島舞台のガチガチ、ブリティッシュアクションコメディ

作り込まれたB級感‼️

あるキッカケにて仲間の殺し屋達とガチ対決することになった主人公

イギリ映画らしく⁉️香港系のアクションの遺伝子も感じだった

チャイナ系の女子サムライカンフーは良かったが、なんちゃって日本人OYUMIはコレジャナイ感

次から次へとバトルアクションが続くものの、キャラ立ちしてるはずの相手の動きにバリエーションなく、ただ全員とカンフーアクション⁉️やってるだけなのでゲームみたいだったかな

ストーリーもあまり中身ないが、ラストはマジで笑った🤪

スパイアクションとコメディ混ぜたのはイギリス映画のお家芸だね

トシは26、カラダは18、ココロは12歳って、最高だろ？

・・・などと都合の良い女子の好みをひけらかすキックの鬼と言えば、そう！
「エクスペンダブルズ2」でヴァン・ダムのパシリをやられされた挙句、ジェイソン・ステイサムにチョンパされたスコット・アドキンスですね！
本作は、殺しのプロであるスコット・アドキンスが殺された元カノの復讐のために仲間の殺し屋たちを敵にまわして蹴りまくるアクション映画！

殺し屋組織の元締め役に「パニッシャー／ウォーゾーン」のレイ・スティーブンソン、世界最強の兵士コンビにスポーンの中の人であるマイケル・ジェイ・ホワイトとダースモールの中の人であるレイ・パーク、元カノを寝取ったタトゥー女子に「トワイライト」シリーズのアシュリー・グリーンなど、共演者はある意味豪華。


かつてはいじめられっ子だったマイク・ファロン（スコット・アドキンス）は今や凄腕の暗殺者。
最強の戦闘スキルと、標的を事故にみせかけて暗殺するスキルを併せ持つ「アクシデントマン」であるマイクは、今夜も首吊り自殺を装って一仕事を終えた。
順風満帆な殺し屋稼業だと思えた矢先、自分を捨てた元カノが環境保護活動に絡んだ陰謀によって殺害されたことを知る。
彼女が自分の子供を妊娠していたことに衝撃をうけたマイクは、暗殺組織のルールを破り、事件の黒幕である依頼人を探し始める。
しかし、同時にそれは仲間であった殺し屋たちの標的になるということであった。
斧使い、毒殺魔、サムライウーマン・・・次々と襲いかかる、かつての仲間たち！
はたして、マイクは復讐をはたすことが出来るのであろうか・・・？！


そんなに大掛かりなものはないけれど、スコット・アドキンスのアクションシーンは多いので、それなりに満足は出来る作品。
一番の見せ場は最強兵士コンビとの二度のバトルだと思うのですが、マイケル・ジェイ・ホワイトとレイ・パークにあまり最強感が無いのが残念でした。

スコット・アドキンスの主演作の中では上位に位置するであろう面白さはあります。
ウジウジしないので小気味良く物語が進行するし、貫禄があるレイ・スティーブンソンとの見えない絆や、「ジョン・ウィック」のソレほど洒落てはいないものの殺し屋組織の描写も悪くない。
たんに強い脳筋バカばかり揃っているわけではなく、殺害道具の発明家や毒物使いなどバラエティに富んでいます。
ただし劇弱だけれども（汗）

けれど、主人公に思ったほど深みがないんですよね。
せっかく過去パートに尺をさいているにもかかわらず、随分と平板なキャラクターに落ち着いてしまっているな、と感じてしまいました。
事故を装って標的を暗殺するというのはジェイソン・ステイサムの「メカニック」シリーズが記憶に新しいですが、例えばジェイソン・ステイサムがマイクを演じたらどうだったでしょうか。
殺し屋としての青臭さはスコット・アドキンスの方が滲み出ているような気がしますけれど、深みとコクをキャラクターに与えるのはステイサムの方が数倍巧いと思うので、たぶんもっと人間くさい渋みを増した仕上がりになったんじゃないかと想像します。
いわゆる、纏ったオーラの差、というか何というか。
どうしてスコット・アドキンスがあれだけ動けるのにB級スターの域から出られないのか、もしかしたらその辺りに理由があるのかも・・・
アクションスターは動けるだけじゃトップにはなれない厳しい世界なんですよね。
あと、スコット・アドキンスは羨ましいことに頭髪に心配は無いけれど髭が濃すぎ（苦笑）

・・・とは言うものの、格闘においては高次元の蹴り技がたくさん見られて大満足！
さすが、スコット・アドキンスだなぁ！と、素直に感嘆しました。
ただ、相手となる役者さんが誰一人スコット以上に動けていないので、本当にヤラレ役にしかなっていないのが惜しいですね。
これで最強の敵がドニー・イェンとか、あとはよく分からないがとにかく迫力だけは凄いロンダ・ラウジーだったりしたら、もっとエゲツないバトルが楽しめたのではないかと、どうしても思ってしまうのでした。

比較的軽いノリではありますが、スコット・アドキンスは結構気合いはいっていますので、彼のファンならマスト、特にそうでないなら暇つぶし目的で爽快なマーシャルアーツアクションを見たい時にオススメしておきましょう。


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