きょう

ライトハウスのきょうのレビュー・感想・評価

ライトハウス(2019年製作の映画)
3.7
1890年代、アメリカ🇺🇸のニューイングランドの孤島に灯台守として、ベテランのトーマスウェイクと若手のイーフレイムウィンズローがやってくる。2人は4週間の灯台と島の管理を任されていたが、そりが合わず、初日からぶつかっていた。険悪な空気が流れる中、嵐がやってきて、2人は島から出られなくなってしまう。孤立した状況で過ごすうちに2人は狂気と幻覚にとらわれていく。


ウィレムデフォー演じるベテランの灯台守トーマスとロバートパティンソン演じる経験なしの若手ウィンズロー。
2人は最初から不仲でそりが合わないのです💦
ベテランのトーマスは新人に面倒な仕事や重労働をさせて、自分は酒浸り。
おかしなことに、新人に灯台のてっぺんにも入れさせない!
今でいう、仕事もちゃんと教えない、新人いじめのパワハラ上司ですよね😣
新人ウィンズローは反発することなく、ベテランのトーマスのいう通りに仕事をしています。
こう見ると新人が酷い目に遭っているのは確かですが、仕事とは関係なく新人にも裏事情があるようで😱、新人ウィンズローは灯台守になる前は、木こりでした。
その前職の時に殺人事件を起こしていたのです😰
4週間の任務を終えて帰ろうとした時、嵐のせいで船がここまで来ることができず、しばらく島をでることができませんでした😭💦
ここからがこのお話のコワイところ。
そりが合わない男2人が取り残されて、食糧もなく、水も汚染され、酒しかない状況💦
仕方なしに酒を飲みまくり、仲良くダンスをしていたかと思えば、激しく取っ組み合いのケンカをしたり…
だんだんお互いに自分を見失っていく2人💦
精神的に狂ってきたところでウィンズローの過去も明らかになり、トーマスもデタラメな話ばかりを言っていたり…自分に辛くあたり、嘘話ばかりのトーマスが心底鬱陶しくなるウィンズロー。2人のやりとりが怖すぎて💦
ラストは狂気を超えすぎて、ウィンズローが人としてまともでなくなってしまった、何とも言えない異様さを感じさせられました😭


モノクロで作られているところが、密室での閉塞感と不気味さを引き上げています😨でも、グロい部分も多いから、白黒にすることでそこは軽減されているかもしれません😅
味わい深い役者ウィレムデフォーとバットマンのロバートパティンソンの2人芝居。2人とも素晴らしい演技👏🏻
パティンソンがカモメをこれでもかこれでもかと殺す部分、人魚🧜‍♀️の人形片手に自慰行為にふけるところは、バットマンとは一味違う役者魂を感じました👏🏻
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