とりん

劇場版総集編 前編 メイドインアビス 旅立ちの夜明けのとりんのレビュー・感想・評価

4.2
2020年1本目

2017年に放映されたファンタジー漫画原作のアニメシリーズの総集編の前編。
今作では主人公のリコとレグの出逢いから、母が待つアビスへの旅立ち、そして母と旧知であるオーゼンとの出逢いを描いている。

テレビシリーズを観てから2年以上経っているからか、これまで観てきた総集編と比べても、全く違和感がないほどスムーズに観ることができた。
どこをカットしたとか、急に話が飛んだとかそういう部分はなく、編集が上手いと言わざるを得ない。
描きたい部分はしっかりと描き、母ライザの偉大さ、リコのアビスへの憧れ、アビスへの恐怖感、そしてオーゼンの思いやり
そう言った部分がこの映画だけでもしっかり伝わってくる。
あのとき毎週ワクワクしていた内容の前半戦がギュッと2時間に収まっている。

話を知っているからのめり込みやすいが、冷静になり振り返ってみると、やはり少し駆け足だった気もする。
ただ1クールを前後編合わせて226分、1話20分ちょいと考えても、正直11話分が詰め込まれている。
実質カットしていないのかも。
とりん

とりん