とりん

劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏のとりんのレビュー・感想・評価

4.1
2020年2本目

アニメシリーズの後半をまとめた総集編。
こちらは深海3層から始まり、2人の窮地、そしてナナチとの出逢いを描いている。
前編と同様特に違和感なくすんなり楽しめることができる。もちろんそれ前編を観た人に限るが。
前編ではアビスに対する冒険心や探究心、ワクワク感が詰まった作品だった。
それに変わり後編はアビスの恐ろしさを目の当たりにさせられる。
アニメの時にも思わず目を背けたくなったシーンも今回も背けてしまった。それほどまでに辛いシーンである。
決して舐めて挑んでいたわけでも、油断していたわけでもない、ただそれ以上にアビスの恐ろしさの方が上だったというわけである。
ナナチの話も深くは語られないが、ミーティーとの話がすごく重たい。2人の境遇には涙なしでは受け入れられないし、ミーティーの最後もグッとくる。
こちらの過去については続編となる新作映画でも語られる。
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