great兄やん

人間の時間のgreat兄やんのレビュー・感想・評価

人間の時間(2018年製作の映画)
2.5
【一言で言うと】
「欲望に宿る“種”」

[あらすじ]
退役した軍艦が、クルーズ旅行にきたカップル、有名議員とその息子らを乗せて出航する。大海原を航行する船の中には、暴力と欲望が渦巻いていた。そして船は、いつしか異次元へと迷い込む...。

本日2本目の鑑賞作品。

これは...一体どう評価すればいいのだろうか😅
ただ正直言って、個人的にはあまり面白くなかったです😔
観る前はかなり気になってましたが...いざ蓋を開けてみればまぁ色々と酷い映画でした😫

まず何と言っても乗客のほとんどが最初からマトモじゃないのがもうビックリしましたね(^◇^;)
それに日本語なのに何故か韓国語で会話が通じているのも違和感ありまくりでしたし...確かに今作は“寓話”ベースなのでそういった所はあまり気にしたらダメなんですけど、やはり寓話として見ても違和感でしかなかったです(ー ー;)

それから視覚的にもかなりエグいシーンも多々あり、特に食料が無くなった代わりに〇〇を食べるシーンは流石に観ていて気分が悪くなってきました🤢
その他にも船が空中に浮いたことにより剥き出しにされる倫理性の欠如、それに権力にすがる奴や権力を悪用する奴など、人間の極限状態に達したであろう行為や行動などが、かなりリアルに描かれていました。

とにかく2時間苦痛と不快感で満ちた映画でした。
そりゃ確かに人間は罪深くて欲深い生き物だけども...それでも女性をただの性処理道具として使ったり、女性をそういった蔑視の対象にするのは流石にちょっとダメなのでは?🤔と思いましたね。
まぁ...藤井美菜のレイプシーンで少し興奮してしまった自分も自分ですけど(^_^;)

それにオダギリジョーやチャン・グンソクといったキャストが出ているにも関わらず、あまり生かされてなかったりと、全体的にも個人的にも好きになれない映画でした。

ていうか...チャン・グンソク太りましたね〜(^◇^;)