silent

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のsilentのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

いわゆるお涙頂戴モノが苦手で何となく
敬遠していた作品
だが、実際に見てみたら違った。
寧ろとことんリアリティを追求している
ようだった だからこそかな?
実在しない美咲と田中に親しみを覚え、
実在した、生き生きとありのままの自分の人生を
謳歌する鹿野さんがカッコ良く見えた
ノーマライゼーションが叫ばれてから随分と時間が経つ
建造物のバリアフリー化、ユニバーサルデザインの普及
鹿野さんがご存命の時に比べれば、
今の方がはるかに生活はしやすいだろう
だが、障害を持つ者と持たない者との共生については、まだまだハードルが高いように感じる
「俺とボラは対等なんだよ!」だったかな?
そんな意識が自然と社会に根付くといいんだけど そんな事を考えさせられる映画でした
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