NETFLIXオリジナル映画
同名ミステリーが原作。
リドリースコット製作総指揮、「エクスマキナ」のアリシア・ヴィキャンデル主演、日本に滞在経験を持つ「アリスのままで」「コレット」のウォッシュ・ウェストモアランド監督・脚本作品。しかも、舞台は1980年代の東京！！
ズバリ、このメンバーなら見るっきゃない！と思い拝見させていただきました。
ある日、日本に住むイギリス人女性リリーが行方不明となり、数日後死体となって発見される。
リリーの友人で殺害容疑をかけられたこの物語の主人公ルーシー（アリシア）そして２人と関わりのあったミステリアスな日本人カメラマン禎司との関係があった・・・。
ルーシーの事情聴取をベースに展開されるミステリーサスペンスとなっていますが、
彼女をＡ、彼氏をＢとして例えて説明すると
Ａ「なにＣとイチャイチャしてるのよっ！！」
Ｂ「Ａをわざと嫉妬させているためだよ。俺の彼女はＡだけだから。」
Ａ「もぅ、Ｂったらぁ！」
ＡＢ「アハハァ～、ウフフゥ～」
というように、
すでにイメージの付きそうな展開が続くので、ミステリアスなラブロマンスの方が強いかなという印象を受けました。
でも、原作者や監督が日本滞在経験者であるので、さすがよくわかってらっしゃると言えるほどの、日本の描き方が素晴らしかった。
「ラストサムライ」など一部の作品も良かったですが、これはないだろうというような日本の表現の描き方をしている作品がかなり多い中、この作品はちょっと昔だけどかなりのリアリティで好きでしたねぇ。（4：3時代のブラウン管テレビがちょっと映っただけでも懐かしい～と思っちゃいました。）携帯電話が普及する前の1980年代なのでいい時代だったなぁ～ともしみじみ思いながら見させてもらいました。（外国人は麺類をあまりすすれないこともわかってらっしゃる。）
アメリカ映画なんだけども、日本人スタッフをどんどん使ってくれていて、もう日米合作で良くねっ？と言えるほどのありがたさ。
オープニングタイトルシーンも英語とカタカナ同時表記なのも嬉しい。さらに、アリシア・ヴィキャンデルの日本語でしゃべるシーンはお見事だったし勉強してくれているんだというありがたみに感謝！さらに、私の好きなシーンともなった主人公ルーシーが着物を着るシーンがあるんだけどもまぁ～可愛いんだなぁこれが。さらにNETFLIXだからこそできた、由美かおる顔負けの入浴シーンにもあざっスと感謝をこめたかったのでここにもご注目。
そして、アリシアに負けず劣らず堂々としてミステリアスな男を演じた今回の物語のキーパーソンともなっている日本人カメラマン禎司役のわれらが今回の作品でハリウッドデビューとなった日本代表！ダンサーでもあり俳優であるEXILEのパフォーマー、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのリーダー兼パフォーマーである小林直己さんですよ！！
まぁ～、今回の役どころピッタリのナイスキャスティングで～すともいえる演技力。昔ながらのカメラを使ってのカメラマンでありルーシーとの出会いも奇跡？とも言える出会いですが、まぁ～お似合いカップル！でも、ミステリアスオーラプンプン。そば屋さんでもお仕事をしている役どころですが、その風貌も似合ってる。あまりエロイ心を持っていないとこも紳士～。こりゃルーシーもリリーも惚れて舞うやろぉ～となりますわ。（俺だったら、エロ心満載かも。）
特に、ダンスシーンにはもうわかるぅ～惚れて舞うやぉ～の連続なのでご注目。
この、三角関係を中心としたミステリー展開を軸に想像しやすい展開や意外な展開もありますが、日本の表現力描き方がものすごくよかったので、悪くもすごく良くもない、プラスマイナスゼロといえる作品だったと思います。
劇場公開にしてもっと多くの人に見てもらったほうが、より楽しめるし聖地巡礼もありそうな作品だとも私は思っちゃいましたけどねぇ。
