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アラジンのkoyamaxのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.0
思ったよりウィルスミス濃度が高かったですね(笑)
アラジン、ジャスミンの出会いから、街中の空間演出などで展開される序盤(ここもっと観たかったです)美男美女ぶり等アニメとの違いが楽しめるものの、ジーニーことウィルスミスが出てから、やはり流れがジーニーに行ってしまいますね(笑)

アニメと続けて観てしまったんですが、夜のシーンが少し暗すぎる気がしないでもないというか、個人的には幻想的なロマンチック味が強めでも良かったのかなと思いました。

とはいえ全体通して王道な展開を外さず楽しかったです。
吹替で鑑賞しましたがジーニーのコミカルかつ繊細な感じはウィルスミスが実写で見事に継承されていました。日本語でのニュアンスの面白さはアニメと同様山寺宏一氏による賜物だと思いました。ジーニーに限らず、アラジン、ジャスミン、ジャファーとみんなシンプルながらキャラ立ちしてました。

4者共にこうしたい、というはっきりした望みが有りますが、キャラ同士の交通事故が起こらず最後に着地してゆくのが凄いところですね。

ラスト、青いジーニーからすべて解放されて、もとに戻ると「普通のウィルスミス」になったくだりは、感動的なんでしょうが、笑ってしまいました。

振り返るとキャラが凄いとしか言ってない気がします笑
素晴らしいキャラ映画でした。
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