このレビューはネタバレを含みます
2作同時に作っていたのも頷ける。第1章はプロローグで実はここからが本題なのだ。カンニムは消防士ジャホンの弁護を終えて次は怨霊となっていた弟スホンの弁護をする決意をする。怨霊は本来ならば消されるのだが無念の死であると証明するというのだ。なぜカンニムは強行に弁護をすると言い張るのか謎を秘めたまま彼はスホンを連れて冥界の裁判をめぐる一方で、ヘウォンメクとドクチュンは屋敷神であるソンジュ神に守られて使者を追い払い続けている老人ホ・チュンサムを冥界に連れてくる任務を任され下界に降りる。スホンの裁判と3人組の使者の過去を交差させたさらにエモい物語となっている。前作はアクション中心だったが今回はストーリーに重きを置いていてミステリとしては意外性はないものの2作のバランスがうまくとれていて続けて見てもうまい構成。やはり親子愛(じいちゃんと孫含む)を描きつつ今回の大きなテーマは「許し」。いまや余裕のない世の中で疲弊しきった心にじんわりとしみわたる優しさにホッとする。
重いシーンのあいだにコミカルなシーンも多かった。スホンの怖いもの、ラプトルとティラノサウルスにトドメのモササウルスのあたりは大丈夫なのかwww
新感染でヨメファーストおじさんだったマ・ドンソクが人間にからきし弱い株大好き屋敷神おじさんに転生してた(違)
こうなってくるとソンジュ神の過去も気になる。
冥界で働くのって閻魔大王によるスカウト制なんだねwMIBみたいでわろてる。
スホン、閻魔大王に誘われてたけど判官のひとりがクビになるのか、まさかの次期閻魔大王？？
