三郎丸

ランボー ラスト・ブラッドの三郎丸のレビュー・感想・評価

3.0
【アクションに身体のキレは大事…】

スタローン氏よ…演じたのが遅すぎたのではないか…

お話は至ってシンプルであることをきっかけにメキシコの組織との復讐劇。

アクション映画として、
スタローン氏は派手なアクションを続けてきた結果、
【撃ちまくり、火薬使いまくり】
のうわべだけのアクションじゃなく、より踏み込んだ
【痛みを伴うようなリアルなアクション】
をやりたかったように感じました。
それが原因なのか、原始的なナイフ等の武器を使用したアクションが多く、銃器でのドンパチは少なかった印象です。
その着眼点は素晴らしいと個人的には思うんです…
しかし!
残念なのは、極悪非道なメキシコ組織がひたすらに弱い!
おじいさん相手に複数名で明らかに
【ヤられに逝ってます…】
多勢でなくても良いから、もうちょい丁寧にヤられに逝かないと…
スタローンのスローな動きに合わせてたヤツいましたからね!笑

ラスボスのインパクトもちょっと薄いし、組織のリーダー特有の狡猾さや知的さは皆無。
キャラの味付けが、お出汁をとってないんじゃないかぐらいなあっさり感…
これは盛り上がりませんよ!

【シルヴェスタ・スタローン】
・顔の深い皺よ…
・動きが緩慢。アクションは若手俳優を別に立てないと無茶でした。
(アーミーナイフを敢えてサイズ大きくし、ダイナミックに扱っているように魅せただけです…)
・中途半端にシリーズを終えず、潔く店を畳むのであれば評価。

本作品はラストシーンの語り口で、ある程度の評価ができたかなと思います。

メキシコ組織は冷酷で徹底的なので、ランボーが袋叩きで解放はあり得ないです。
生き永らえさせる理由がないです。
三郎丸

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