【結局ベン・ケノービ】
長い…
本作品は、有名なシャイニングの続編で強力なシャイニングを持つ
ダニー少年(ユアン・マクレガー)
が主人公。
【見えないモノ】が見えることが原因で重度のアルコール依存症に陥り、無気力で無関心、全ての物事から心を閉ざしていましたが、
【同じくシャイニングの使い手アブラ】
との出会いからダニーの運命は大きく動きだす。
前半はダニーの苦悩を原作に忠実に描いていたと思います。シャイニングの能力から偶然（本当は血の繋がりによる必然）知り合ったアブラ。
理解を示してくれる人との出会い。
この辺ジャンプ漫画みたいで良い！
ただし、良いのは前半戦のみ…
後半
シャイニング能力を持つ野球少年を敵が捕まえて殺害するシーン(世の中弱肉強食ですし、子供の方が活きが良いですからね)あたりが個人的にピークだったかな…
無理やりな
【あのホテル】
へのクライマックス展開は強引かと…
ニコルスンはホテルに取り込まれましたが、母親とダニーの心はホテルに捕らわれて居ない。
良い点
・前作のオマージュがふんだんに使われており、前作のファンはテンション上がったのでは？
・前作ではいまいちつかめなかったシャイニングの能力が凄いモノであることが鮮明となった。
悪い点
・シャイニング能力の戦い全般地味。
・敵が外見から(目が白く光るぐらい)何から何まで人間的過ぎるため、怖さや強大さが伝わらないため、ニコルスンのような凶気の末に散るような見ごたえある骨あるヤツがいなかった…
ユアン・マクレガー
・荒んだ演技はウマイ。
・後半の戦闘での立ち位置がアブラの荷物になってるんじゃね？感アリ。
アッサリ退場してアブラが全力全開覚醒シャイニングしたらば漫画チックで良かったかな…
ユアン・マクレガーは良い俳優ですがスター・ウォーズやっちゃってますから、超能力系は足枷になったと感じます。
(フォースの能力と被らないように派手さがない形に仕上げて、変に気を使ったように感じますし…)
いつの間にか、
【フォースの影】
を期待して見てましたし、どの場面か詳細は避けますが、【何故青いオーラをまとい登場しないのか】腹立ちましたから。
