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僕はイエス様が嫌いのudonのネタバレレビュー・内容・結末

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

子どもたちがすごく自然。本物の子ども。可愛らしい。

アツいシーンはないし、主人公の言葉数も少ないけど、気持ちがわかる、タイトルの意味が刺さるラスト。
同じクオリティで15分でもまとめられたんじゃないかなって思ってしまうけど、長くて退屈でもない。

子ども目線のイエス様。なんだかジョジョラビットを思い出しました。
でも、「イエス様なんていない」とかじゃなくて、「僕はイエス様が嫌い」

あと監督の頭の中気になるなぁって思いました。こだわりとか好みがハッキリされてるのかなって。
あんな雪の中で遊んで少年たち大変そうだなって思ったけど、雪って謎の神聖さあるよなぁ。
あと途中で何となく豊田利晃監督の『青い春』を思い出しました。花に寄った画をパッパッパッパって写したりするとこ(2回あった)。でも一般的に多くの人が使う手法(?)なのかもしれない。総文のお友だちも動画作るときやってた。

あとお祈りするときってみんなあの喋り方なんですかね。あとパイプオルガンの音は好きです。
監督は青学ですよね、幼稚舎から通ってらしたみたい。お友だちが亡くなられたときの気持ちを映画にされたんでしょうか。。わからないけど。

監督インタビュー
https://www.google.co.jp/amp/s/ginzamag.com/interview/okuyamahiroshi/amp/
・自分に都合よく解釈するものではないなと気づいたという出来事があったので。だから、自分に都合のよいイエス様との別れと、最後に本当の神様と出会ったのかな、どうなのかな?というところで終わる映画にしたかった、というのはありますね。
・たとえば、サッカーをするシーンは、脚本に「サッカーをする」としか書いていなくて、脚本があまりにスカスカなので、子どもたちに渡すと混乱するかなと思って、一切渡していません。子どもたちには実際に遊んでもらって、その間に技術の人たちに準備してもらって、僕は隣で子どもたちを見ていて、彼らから出た言葉でよかったものをメモっておいて、「今言ったこれとこれを言おうか」という方法で作っていきました。
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