ましゅー

海底47m 古代マヤの死の迷宮のましゅーのレビュー・感想・評価

3.8
夏だ❗海だ❗サメ🦈だ‼️
という訳で、渋谷まで行って来ました❗
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いや、ホントはこれ、公開されてすぐにでも観たくてたまらず、幸いにも自宅近辺のシネコン2館で上映されてたのですが、なんだかんだ色々あってズルズルと今日に至り…。
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しかも公開三週めにして2館共に既に一日一回上映に激減(しかも8:20 or 21:40というかなり行きにくい時間…😩)してしまったのと、昨晩不覚にも寝落ちてしまい休日にしては珍しく今朝は6時という早朝に目が覚めてしまったので、はたと思いついたもうひとつ公開されたばかりの映画と抱き合わせで、遠征して観ることを決めたのは朝7時くらいだったでしょうか…。
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そうと決まれば寝落ちてどろどろになった身体をさっぱりさせるためシャワーを浴び、洗濯&干しも済ませ、準備万端、横浜の山奥からえっちらおっちら都心まで出掛けるのはさほど苦でもなく…。さあ、観ますよ観ますよ❗
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(以下 公式サイトより抜粋)
ダイビング中に海底に落下、深海で檻に閉じ込められた姉妹が決死の脱出に挑む姿を描き、全世界で大ヒットを記録した海洋パニックスリラー『海底47m』。あれから3年、スケール、アクション、ロケーション、そして何よりもスリルと恐怖が進化と深化を遂げた、シリーズ第2弾が完成した!
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今度の主人公は4人の女子高生。ダイビングのスキルはアマチュアレベルにもかかわらず、メキシコの〈海底に沈むマヤ文明の遺跡〉を探検しようと盛り上がり、無謀にも最も危険な洞窟ダイビングに挑戦する。だが――突如、大きな衝撃が走り、巨大な人喰いホオジロザメが現れる! 必死で逃げる4人は、迷路のような海底洞窟で迷子に! 神殿が崩れ、命綱は切断され、SOSを発進しようにも石柱にさえぎられて無線は通じない。ようやく見つけた逃げ道は渦巻く潮流でふさがれる。酸素は残りわずか、牙をむくサメがすぐそこに――果たして4人は、脱出確率0.0001%を突破できるのか!?
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致死量を超える未体験のパニックに、緊張と興奮と悲鳴が無限ループ!全人類が2度と海へは潜らないと泣きながら誓う、リアルかつ極悪のパニックスリラー!!
(以下引用終わり)
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いやぁまさに仰る通り❗ダイビングなんてするもんじゃない❗無理無理無理無理❗
なんせ潜ったら息が出来ないんですから❗
あなたエラ呼吸の人?私、肺呼吸の人‼️
何でそんなわざわざ大事な我が身を危険にさ晒し、命を粗末にするような事するんですか。海はやっぱり浅瀬❗浅瀬でちゃぱちゃぱ、水着美女とキャッキャウフフしてたらいいんですよ❗
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……と、そんな事言ってたら物語になりませんから😂

うん。

観る前はただ単に、パープー女子高生🤣が無謀な事をして自業自得にサメの餌食になるか自滅する様をほくそ笑む映画、と思ってましたが なかなかどうして。
スリルとサスペンス(と閉所恐怖症と擬似酸素欠乏症の煽動要素)たっぷりの、ドッキドキパニック&バトルものとして、当初想定以上に楽しめました🤗
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確かにお友達はちょっと行動が浅はかなところはありましたが、再婚夫婦の異父姉妹が極限の困難を乗り越え、姉妹としての絆を深めるええ話の骨子は、前作を踏襲していてそれなりに胸を打つものがありました。
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しかも冒頭でいじめられっ子・ひがみっ子の様相を見せた妹ちゃんが、まるで昨年のワニワニパニックのスマッシュヒット、あの「クロール - 凶暴領域 - 」よろしく、サメに噛みつかれ手酷い傷を負いつつ海中に引きずり込まれながらも反撃・一矢報いる様は、重度のハラハラドキドキは持続させたまま、痛快でもありました。
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また、前作はサメはわりと脇役ポジションだったものが、登場頻度もキャラクター性もパワーアップ❗最初の登場シーンでは、久々に劇場で年甲斐もなく『うあぁぁっ‼️』とか叫んでしまいましたよ🤣
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しかもラスト間際のあの絶望的状況…😱
主役の姉妹をとことん追い詰める演出に並々ならぬ嗜虐性を感じたのは私だけではないはずです😅
(そういうのが観たい観客のツボを押さえた、的確な技ですね😂)
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ダイビングテクニックは格段上の男どもが早々に餌食になるのに、きゃーきゃー騒ぎ立てる女子高生がしぶとく残り続けるところとか、あんな海底の壮大な遺跡に易々と潜入できるセキュリティとか現場保全意識の薄さとか、ご都合はもろもろあれど、王道と変化球を巧みに組み合わせたA級のサメ映画として、私は支持しますですよ、はい😁
ましゅー

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