とりん

ジョーカーのとりんのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.4
2019年41本目(映画館29本目)

孤独な男アーサーがジョーカーになるまでを描いた作品で、これまでになかった切り口でジョーカーという人物が語られている。
次第に狂いその姿へと変わっていく彼の姿にどんどんスクリーンに吸い寄せられ、釘付けになっていた。
ホアキン・フェニックスの演技力が素晴らしい。また1人ジョーカーの歴史にとんでもない役者が追加された。
個人的にダークナイトシリーズのヒース・レジャーの思い入れが強いが、それがなければダントツに彼が一番と言わざるを得ない演技であった。
後半のゴッサムがさらに混沌と化していく様に痺れた。
DC作品は悪はなぜ悪なのか、本当にそうなのかということを毎回考えさせられる。
とても良き作品でした
とりん

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