伏見の剛力

悪魔はいつもそこにの伏見の剛力のレビュー・感想・評価

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
3.5
ガイリッチーやタランティーノがよくやる様々な登場人物が間接的に繋がって結末へと収束していくやつです。

私はこういう何て言うんですかパズルを完成させてく映画は気分によって集中力が上下します。
ガイリッチーのロクストやスナッチはテンポ良く観やすいのですがタランティーノは酒が入ってるとどうも一時停止を押しがちですね。

ワンハリはブラピが出ていてしかも映画館なので大丈夫でしたがパルフィクは記憶がありません。

本作は後者のそれに近い静かなBGMでじっくり進行していく様にちょっと心配になりましたがさすがNetflixということもあり残酷描写はしっかり映してくれますので目が覚めます。

以外に女体がしっかり拝めなかったのが残念でモノクロ写真なので映されてましたが個人的にはそっちに映像的センスはいらなかったですね。

それにトムホにぽっちゃりセバスタだけではなくハリー・ポッター以来久々に観た新バットマンロバパティら役者の存在感のおかげでパルフィクの二の舞にならず酒を飲みながらも集中力が最後まで保てました。

虫の触角みたいな前髪を垂らしているトムホが禁煙してる私の前でバンバン吸っていましたがその姿が若き日のデカプリオに重なり世界の孫と言うよりはまさに世界のセックスシンボルでした。

遠い未来、LEONのジローラモのようにちょい悪オヤジとして表紙を飾るかもしれません。
伏見の剛力

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