青春コメディだけど、終盤はわりと惨たらしい。
主人公兄弟が初めてサッカーをするシーンが馬鹿馬鹿しくて楽しい。

邦題は｢酔拳立志伝｣。
酔八仙拳の創始者の一人、蘇乞兒を主人公とした実録(？)カンフー映画。
中盤までのほのぼの青春コメディと後半の血みどろ残酷カンフーの落差がまたアンバランスで堪らない。
こうして国内ソフト化されてないショウブラ作品を見れるのは本当ありがたいんでNetflix様、他の作品もお願い致します。

酔拳でユエンシャオティエンが演じていた蘇化子の少年時代を描いた一本
Netflixに入ってたので鑑賞

ストーリーは一言でいうならめちゃくちゃ笑
なぜかというと脚本は王晶だから！
カンフー映画なのに劉家輝が学校に行くというくだりでサッカーの試合が行われたりとフリーダムすぎる作りとなっている笑
それとテンションの落差のデカさも王晶って感じで前半はサッカーしたり楽しい雰囲気なんだけど後半は怒涛の不幸の連鎖が起こりもう見ちゃいられない…と行った感じに
ワンユーや白彪がとても魅力的な可愛らしいキャラをしていただけに残念


カンフーも捻ろうとして失敗しているような気がする
本作はショウブラ末期(1985)の作品である
もうその時期にはポリスストーリーや福星シリーズなど現代アクションが主流になっていてカンフー映画は時代遅れになっていた
なので本作は現代アクションのワチャワチャした感じ(雑味)をカンフー映画に持ち込んでいるがあんまり相性が良くなかったように感じた
正直面白かったのは王龍威vs白彪ぐらいかなぁ……


不満な点は多いものの新しいものを作ろうとしている意欲は見受けられる一本(謎の上から目線
でもなんだかんだ言って嫌いにはなれないな〜笑