こんばんわ!ビビりんゴルフの才能は0!ナイス頭パー王です🤴
前回で謎のやばいカルト集団を壊滅させた俺は、優雅に朝のモーニング・ルーティンを楽しんでいた。目玉焼きに納豆海苔ごはんをガツガツと食べ、その後朝の爽やかな陽光を浴びながら腕立て伏せを1000回ほどした頃だろうか、伝書鳩が一通の郵便を運んできた。
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誕生日ぱーてぃへのご招待
日時💩💩 ジュディ・ローレンス
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共に戦った心霊研究家ローレンス夫妻の一人娘、ジュディの誕生日である。ふむ、行くか。♪
しかし、鳩の野郎がうんこを引っ掛けたようで日付がわからん。遅れたらまずい。今すぐ向かった方がいいな。
お祝い気分で向かっていたが、俺は想像を絶する体験をすることになる……
ホラーチャレンジカップ第2章 11話 解放
(⚠️本作のネタバレを含みます)
ちなみにローレンス家には、これまでに彼らが対峙してきた悪霊たちが取り憑いた曰くつきの品々が保管されている部屋があり、そこは後に世界有数の死霊博物館となることになるーーーーーー
ピンポーン♪
メアリー「…あーあの、どちら様でしょうか?」
俺はぐりんでる!誕生日会に招かれてきた!お前こそ誰だ!?
メアリー「え…あー…ジュディのお友達?」
あぁ!そうだ!
どうやら誕生日会は明日で、俺は1日早く到着してしまったらしい。夫妻は用事で一晩家を空けているらしく留守番の一人娘のために、シッターのメアリーにお守りをお願いしたようだ。
今はちょうど、メアリーの友達ダニエラも来ており3人でケーキ作りをそしている最中であるようだ。
俺は一口つまみ喰いしようと家に入れてもらった🎂
久しぶりだな!元気だったか!
ジュディ「ぐりんでる!プレゼント持ってきてくれたの?」
ギクッ!(し、しまった…忘れた)あぁ!でも明日な!!
ダニエラ「私は今あげちゃおうかなぁ〜」
ジュディ🤩✨
ダニエラ「ところでこのベル何?幽霊が来ると鳴ったりするの?」
ジュディ「ママの趣味で集めてるだけだよ…」
(鳴るのを聞きたくないな…🤔)
ダニエラからもらったローラーシューズ(お古らしいが…)をすっかり気にいったジュディが外を回りたいというので、俺とメアリーはついていくことになった。
ジュディに最近の調子を尋ねると、どうもあまりよろしくない様子だった。夫妻の仕事の事で、学校では友達から気味悪がられ、いじめを受けたり避けられつつあるらしく、
明日の誕生日会にも学校の友達は招待したのに来てくれないのだとか。俺はそっとジュディを抱きしめた。
俺たちはずっと友達でいるさ。
一遊びした後、俺はプレゼントを買いに行こうと家の前まで送り一旦別れることにした。
プレゼントをあれこれ吟味している優柔不断ぶりを発揮しているうちにすっかり夜が遅くなっているのにも気付かなかった俺は、微かに助けを求める悲鳴の音を耳にする。
これはまさか…!!!何が起きた…!?!俺は慌てて店を飛び出す。
トイザらスの店員「お客さん!!支払い!!」
またこの感じかよ!
もちろんシカトして速攻でローレンス家に向かうと、どういうわけか庭でジュディが家を目指しダッシュ。その背後からうめき声をあげた獣のような霧がジュディを追っていた。俺はさっきパクッ…購入してきたぴこぴこハンマーを握り締め、霧の怪物に力一杯に殴りかかるも、その瞬間、目の前に知らん男が現れ、そいつのギターフルスイングでぶん殴られる🎸
どうやらジュディを守るために頑張った男らしく、たまたまタイミングよく俺にもヒットしたらしい。幸い霧の化け物も消えたが、俺の脳の何かも無くなった気がした…
誰だかは知らんが悪い男ではなさそうだ。だがその男にあれこれ聞いても何が起きたのかわかっていない。
とにかく家の中は尋常ではないことになっているようだ…
俺は直ちに家の中に飛び込む。異様な雰囲気に包まれたローレンス家には禍々しい空気が立ち込める。
なにが起きた?!
ダニエラ「私が、私が、ローレンスさんの保管室にあったものに触れてしまったから、私は、私は死んだお父さんに謝りたかっただけなの!!私のせいで死んじゃったから、死んだ人にも会えるって聞いて…だから、お父さんに謝りたかったの…こんな…こんなことになるなんて、ごめんなばいぃ😭😭」
話は後だ。ここを出るんだ!
ジュディ「ダメ、アナベル人形を保管室に封じないと。あの人形が全ての霊を呼び寄せてる。まずはアナベル人形を見つけないと」
なんだと!?…メアリーは大丈夫なのか?
ジュディは、喘息持ちで呼吸困難になったメアリーのために吸入器を取り入ってあげたらしい。その時に先ほどの霧の獣に遭遇したのだ。
こんな時にもなんて強い子なんだ。
その時、何十個というベルがけたたましく尋常ではない音で鳴り響く。
それは、何かが…それも無数の何かが解き放たれ迫っている報せであった…
いったい何体の悪霊が来るというのだ…
ベルが止むと暗闇から金属音が響く。無数の死者の声を纏った武者の甲冑の化け物が先陣を切って襲ってきたのだ。
下がってろ!
俺はぴこぴこハンマーでぶん殴るが、ハンマーは一瞬で木っ端微塵になる。な、なんて防御力だ…
ジュディ「それはそうでしょ!」
武者の亡霊は、俺をめがけて刀を振り下ろす。
俺はさっきパクッ…購入してきたおもちゃの盾★で応戦。
こいつの相手は任せろ!!この隙にアナベル人形を頼む!
ジュディとメアリー、ダニエラはアナベル探しへと向かった。
皆が行ったのを確認し、俺は刀を払い武者亡霊と向き合う。
ジュディノ…ダマジイ…モラウ…
なんだと!?友人を傷つける奴は絶対に許さん!!🤬🤬🤬
一方、3人はアナベルが送り込んだ刺客の1人、目玉コインおやじに遭遇するも、なんとかアナベル人形の確保に成功。
ジュディ「ぐりんでる!!人形を見つけた!!!」
俺も武者をぶっ飛ばし、さらに血塗られた花嫁首かっくんの汚いゲロリンちょ攻撃を回避しながら、ジュディたちの向かった保管室に向かった。
アナベル人形にギョッとした俺は、今回のプレゼントにリカちゃん人形はやめておこうと、そっと隠してトイザらスの袋を置いた。
本来収まっていたガラスケースにアナベル人形を入れるも、ガラスの扉が閉まらない。何者かが反抗しているようだ。一生懸命ガラスケースを閉じようとするジュディ
ジュディ「閉まらない!!はやく…しまって!!」
そんな俺たちに迫る、武者、ゲロ花嫁、ゾンビングパパ、地獄のワンコロ、目玉コインおやじ。うるさい猿のおもちゃなど…
これまでローレンス夫妻が閉じ込めてきた無数のモノたちが解き放たれ、俺たちはそれらに完全に包囲されてしまう。
やるならこい😡😡😡!!!!ちなみに1人ずつでお願いします!!
俺とメアリー、ダニエラはとにかくへっぴり腰マキシマムで必死に盾★をぶん回しながら応戦する。
激しい戦いの最中、化け物どもの一瞬の隙をついて4人がかりで扉を押し込むが、その時、ジュディ以外の俺たち3人は何かに吹っ飛ばされてしまった!
慌てて立ち上がろうとすると、ジュディの目の前についに姿を現すアナベル ビーストモード!!
ジュディ!!!!!!
叫ぶも虚しく俺たち3人は甲冑や花嫁どもに動きを封じられてしまう
そして、ジュディはアナベルビーストモードに魂を抜かれ始めてしまう。
くそ!!ジュディ!!!トイザらスの袋を!!!
俺はさっき置いといておいたトイザらスの袋の中の何かが役に立つことを信じて叫んだ。
(頼む…!!!!!)視界が亡霊どもの手でかすみ始める…
これまでか……!!俺は何も守れな…がはッ
その時、悪魔の断末が室内に響き渡った。
ジュディの手が輝き、俺たちを捉えていたモノの力が弱まった。俺たちは慌ててジュディの元に向かうと、アナベルーストモードは頭に十字の焼印を刻印され完全にひるみ切っていた。
俺たち4人はその隙にアナベル人形を押し込みガラスケースのふたを閉じ鍵を閉め完全に封じる。
同時に一瞬にして亡霊たちは消え去った。
災いは去ったのだ…
その場にヘタリ込む4人。
ジュディ…大丈夫か?…
うん…ニヤッと笑ったジュディの手には、とっさにLEGOブロックで作った十字架が握り締められていた。
はぁ、ははは、ありがとうジュディ。ハッピーバースディ!
メアリー「ちょっとそれが誕生日プレゼントなわけ?」
あぁ!
「いいねLEGO!みんな…大丈夫?」ギターフルスイング男だ。それでお前は誰なんだ。
安堵と呆れの笑いに、家の中は再び明るい空気に包まれる。朝日も登りそろそろローレンス夫妻も帰ってくるらしい。
めちゃくちゃに荒れてしまった家についていきさつを説明をするメアリー。罪を悔いるダニエラ。夫妻は微塵も咎めないどころか、ダニエラの心の傷を癒す配慮までする奥さん。俺はやっぱりあんたが好きだ。はっきりいってかなり。
ジュディの誕生日会は夫妻と俺だけで行うことになった。というより他の招待客は来なかったようだ…
いつか理解してくれる人が現れると優しくなだめるローレンス奥さん。
いじめっ子はぶっ飛ばしてやると俺と旦那が意気込むと、奥さんに制された。
そんな時玄関のベルが鳴る。
「ジュディ!ハッピーバースディ!」
メアリーにダニエラだ。
「おめでとう!ジュディ!」
それに、学校のみんなまで駆けつけてくれたようだ。
奥さん「人気者ね」
あんないい子なんだ。当然さ。
俺はジュディの嬉しそうな笑顔を見て目頭が熱くなった。
たくさん来るのはお化けじゃなくて、友達がいいに決まってるさ
すると、もう1人妙な男がやってきた。
トイザらスの店員「はぁ、やややっと見つけた。おもちゃ代払ってください」
ゲッ
感想:エンジン全開でホラーギミックを解放しまくる死霊博物館にかなりビビり要素満載だった😂とはいえ楽しいお化け屋敷みたいで面白かったねこれはデートで見るのもかなり楽しそう
そして相変わらず、いい話で最後はまたもや思わず感動😢
ジュディなんて、「gifted」のメアリーじゃん!大きくなったなぁ😁ほんといい映画だったわ。
ホラーの克服と言って何の気なしに手を出した死霊館シリーズだけど、エンフィールドといい今作といいもはや克服どころか好きになっちゃってる。
そう、ホラーを見た後なのに心温まっている俺は、次回から惨劇のフィールドへ向けて歩み始めるのであった。
この第2章のタイトルは、ゴーストランド編
次なる戦いへ to be continue…