このレビューはネタバレを含みます
この脚本家の方の時間軸の使い方（語彙力ゼロ）は、さすがですね！
個人的にはジェシーがツボでした！（笑）
2022.1.11 再投稿
先日、地上波で放送されたのを見た。
前回も書いたが、やはりこの脚本家
の方の発想と構想、時間軸の使い方、
点々とあったものを全て一つの線に繋げ、その伏線回収に無駄が無いところが
見事である。
赤星とジェシーだけではなく、
当時の観客もすっかり騙されたこと
だろう。
何より、スタアと本物の氷姫の正体が
明らかになった時は度肝を抜かれた。
オチを知った上でもう一度見てみると、
分かりやすいほどヒントが散りばめ
られていたりする。
『目に見えるものだけが真実とは
限らない』
こちらからすれば「してやられた」
ようなものなのに、不思議と痛快な
気分になってしまう。
ダー子の底抜けの明るさと聡明さ、
ジェシーの抜群のカッコ良さと大まぬけ
っぷりが良かったのだと思う。
そして、本来の主役はダー子
なのだろうが、実は影の主役は
ジェシーではないかと思う。
1人の人物の小賢しさ、あざとさ、
ビビりで自分本位なのに、どこか
憎めないキャラクターを的確に表して
いたと思う。
ついネガティブなイメージが脳裏に
過りそうになるが、この作品で
『沼落ち』する人が増えるのでは
ないだろうか？それほどまでに
ジェシーは魅力的なのだ。
