このレビューはネタバレを含みます
第19回東京フィルメックス オープニング作品
いつもホンサンス作品はファニーの意味で面白くて笑いを堪えながら観てるんだけど、フィルメックスの会場では所々大きな笑い声が上がっていて、やっぱりそういう風に受け取る人が多いんだなあと再確認。良い環境で観れました。
今作もちょっとした会話や仕草の妙で笑えるところが多くて面白かった。
ホンサンス作品ではよく見られる映画監督や芸術家アピールでナンパするとこ。兄弟の身長コンプレックス。別れた奥さん(息子にとっては母親)から「夫は最低の人間だった」と言い聞かされてきたとハッキリ言うところ。
ただラストについては、これまでのホンサンス作品が自身や身の周りをモチーフにしていそうだっただけに、ホンサンス監督大丈夫かな?とちょっと心配になった。