漢江のほとりのちいさなホテルで、老境をむかえた詩人を主役に繰りひろげられるモノクロの一本。
そこにふたりの息子と、旅をするふたりの女が絡む。
これまでになく「死」や「老い」「家族」について抽象的で…
死を悟った女たらしの老詩人(まるでホンサンス)が、その存在の不確かさをなぞるように消えては現れ、現れては消え、あっちをうろうろ、こっちをうろうろ。
女としては「やれやれ」なのですが、「男は(中略)…
ホテルの朝、しかも何もすることのない朝。
そのルーティンから外れた、とくべつ緩くて清らかな時間。
兄離婚してて兄弟は父に隠してるとか、
女先輩盗んでたとか、
「もうすぐ死ぬ気がする」とか、
女先輩…
2018年、韓国、ドラマ。モノクロ。
冬の日、漢江沿いのホテルに滞在している老詩人ヨンファ。ふいに自分がもうすぐ死ぬ予感を覚え、疎遠になっていた息子2人をホテルに呼び寄せた。一方、同じホテルに宿泊…
ホン・サンスマラソン#7
普段はお酒を介した理性のない本能的な行動が多いけれど、今回は珍しく死を前にした本能からなる行動でした。
それでも悲壮感なく、映像も相まってシックにユーモラスな映画になって…