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L.A.スクワッドのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

L.A.スクワッド(2020年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

2024/02/04鑑賞。55点。
実はこの作品は【トレーニング・デイ】と同じ世界線の作品。【ブラッズ】のボーンやヒルサイドのヒスパニック系ギャングの話題が【トレーニング・デイ】でも触れられている。

【あらすじ・ネタバレあり〉
カリフォルニア州ロサンゼルス。
ヒスパニック系のデヴィッドは、妻・アレクシスや子どもたち妻の家族と一緒に暮らす家庭的な男。
デヴィッドは相棒・クリーパー(演. シャイア・ラブーフ)と一緒に、服役中の囚人・ウィザード率いるLA最大のヒスパニック系犯罪組織の金庫番をしており、43の傘下組織から上納金を取り立てるのが仕事。

ある日、徴収金額が2万ドル少ないと判明し、最近リーダーが変わったばかりの組織【ビッグロマス】の上納金が少ないと突き止める。リーダーのヴィクターには白血病の娘がおり、その治療のために金を誤魔化していた。
デヴィッドは同情し、2万ドル分は自分の貯金から切り崩すことでヴィクターを守ってやる。

そんな中、ウィザードと因縁深いヒスパニック系ギャング・コネホが、10年ぶりにLAに現れる。
ヒルサイドで白人とヒスパニックの犯罪組織を仕切るベノムが、コネホに寝返る。
コネホはかつてウィザードの部下だったが、身代金目的でカタギを誘拐した後バラバラ死体にしたことから危険分子と見なされて命を狙われ、メキシコに逃れていた。

ウィザードの組織の最高幹部でデヴィッドの叔父・ルイスは、コネホを始末する計画を立てるが、先手を打たれて殺される。
コネホは、「こちら側につけば幹部待遇だ」とオファーを出すが、デヴィッドはそれを断る。

豊富な資金力と兵士を持つウィザードは、デヴィッドの側近を皆殺しにして、クリーパーのことをなぶり殺す。

家族と一緒にロサンゼルスから逃げることを決断したデヴィッドだが、妻・アレクシスは身を隠していたホテルで射殺される。
子どもたちがコネホに拘束されていると知ったデヴィッドは、異人種でありなが師のような存在のボーンを頼る。
ボーンはアフリカ系ギャング【ブラッズ】を率いるリーダーで、デヴィッドの置かれた状況を知って手を貸してくれることに。

コネホのボディガードを見つけ出して拷問したデヴィッドとボーンたち【ブラッズ】は、子どもたちがコネホの実家にいると聞き出す。
子どもたちを救い出すことに成功したデヴィッドは、憎しみを抑えてコネホの母親を殺さず生かすことに。
コネホの母親は助けてくれたことに感謝し、息子の隠れ家を教える。

デヴィッドとボーンは、隠れ家を襲撃してコネホと彼の恋人を殺害。
復讐を果たしたデヴィッドは、ウィザードに報告をする。
実はウィザードはデヴィッドの父親であることが明かされ、組織を継ぐように告げる。
"権力はいらない、アレクシスを取り戻したい"と返すデヴィッドだが、"権力は相応しいものに与えられるもので、それを拒むことはできない"とウィザード。
デヴィッドは、組織の新たなリーダーになる運命を受け入れる。
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