るるびっち

屍人荘の殺人のるるびっちのレビュー・感想・評価

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)
2.5
抹茶とカフェオレを合わせた飲料がある。何を味わって良いのか解らない。
本作はゾンビ+推理+学園モノをミックスして、何を味わって良いのか不明。知らない内にコロナで味覚異常になったのか? と疑うほど味わいが解らない。恐らく浜辺美波や神木隆之介を味わえば良いのだろう。

どうやらゾンビを出したのは、逃げ場のない完全密室状態を作り出したかったかららしい。
その上で、絶対ゾンビの犯行に見える殺人に知性あるメッセージや密室トリックを配して、犯人は人間かゾンビかという矛盾を解くものだろう。
ゾンビは道具として使っているので、恐怖やパニックを期待すると裏切られる。というか、ゾンビは学園劇レベル。
少人数だから、筆跡鑑定すればメッセージの主はすぐ解ると思うけどね。

そもそもゾンビが迫って来る時に、密室トリックとかどうでも良くない?
この窮地をどう生き延びるかが大事で、悠長に推理してる場合じゃないだろ。
ましてや浜辺美波にドキドキしてる次元の話じゃないだろ・・・という訳で、何を味わえば良いのかさっぱり解らない💦
作者にしたら、ゾンビは狂犬と同じ殺人可能な道具に過ぎないので、落ち着いて密室推理をお楽しみ下さいという事だろう。
しかし観客はゾンビからの生還が気になり、密室トリックどうでも良いわとなる。
『高慢と偏見とゾンビ』『リンカーン/秘密の書』みたいなマッシュアップ(混ぜ合わせ)小説なのか。
古典や史実とかけ離れてるから、ゾンビ・ヴァンパイアが生きるのだ。
形式だけマネしても、ウケるとは限らない。

抹茶かカフェラテどっちかにしろ! 結局クソ不味いんだよ!
シュークリームにイカ墨入れたり、あんみつに納豆混ぜたら不味いだろうが!!
味音痴のミステリー音痴め!!
次はドラキュラと混ぜて、「昼間の犯行で血を抜かれてるけど、犯人は人間かドラキュラか?」とかやるつもりか? 
専門バカっているけど、矛盾トリックを考え過ぎてバカになってるのじゃないか?

蛇足。
推理述べる時、浜辺美波が相撲の四股のポーズするが、手の動きだけで足は上げてない。
ちゃんと、お股広げて四股を踏ませなさい!!
いやいや、アイドルバカにはなってません。バカじゃありません💦
オヤジなだけです・・・バカとオヤジのマッシュアップ??😱
混ぜるな危険✨
るるびっち

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