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21ブリッジのuneoのネタバレレビュー・内容・結末

21ブリッジ(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

陛下(チャドウィック・ボーズマン)の最期の勇姿をスクリーンで観るのが目的で、そこまで期待してなかったけど、中々に渋めな作品。殉死した父親の遺伝子を受け継いだ主人公が(父親と同様に)正義のためなら殺しも厭わないけど、決して暴走したりせず常に冷静なのが陛下とキャラが重なったりもするけど、それは元々チャドが持っていた要素なのかも。悪を赦すことが出来ないからこそ仲間・同胞までも殺さなくてはいけない悲哀、悲痛がラストの表情に込められていて辛い。王道過ぎる展開だからサスペンスとしての面白さは弱いけど、タイトな作りで観やすいし、スクリーン映えする作品なので、ぜひ劇場で。
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