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シャッター 写ると最期のNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

シャッター 写ると最期(2018年製作の映画)
1.3

このレビューはネタバレを含みます

2021/10/24鑑賞。26点。

〈見所〉
・時空連続体で人が死ぬってなんやそれ…
・大量殺人の現場で、楽しそうに集合写真撮ろうと提案する警官の無神経さが1番の恐怖

〈あらすじ・ネタバレあり〉
ソ連。
ヒトラーの自殺を予言した男の協力により、ソ連政府は撮影したものの未来を予知するポラロイドカメラを開発する。
実験はうまくいくものの、カメラに映った生物は死んでしまうと判明する。
ポラロイドカメラの開発を指揮した将校・ガルノフは、死人を出した責任を追及されて投獄される。

それから数十年後。
7人の若者(痩身のロシア男、痩身のカノジョ、髭の生えたハゲ、すっぴんの食べ過ぎ女、アジア系カメラマン、特徴がこれといってない高身長男、映画の中では美人扱いされてる陽キャ女)は、そのうちの1人が所有する別荘に車で向かっている。
街中、鹿に衝突してしまう。

携帯は圏外。
痩身男のカノジョが負傷して歩けないため、他の5人が助けを呼びに行くことに。
高身長男は警察を呼びに行き、他の4人は頼れる人がいないか探しに行く。
運転手の痩身男は、カノジョのそばについてやる。
5人は山小屋を見つけると、勝手に中に入って救急セットを持って行こうとする。
この時点で不法侵入してるわけだが、救急セットだけでなく、置いてあった古そうなポラロイドカメラで撮影し始める。

カメラでハゲを撮影すると、首が切断された写真が印刷される。
数分後、被写体になったハゲは山の中で怪我をして死亡。その死体は、写真のように首が切断されていた。

食べ過ぎ女は、誤って自分を撮影してしまう。写真口から体内に毒蜘蛛が侵入して死亡する。

痩身のカノジョは、姉である食べ過ぎ女が死んだのは彼氏のせいだと責める。彼氏と姉が不仲だったことから、姉を殺したのは蜘蛛ではなく彼氏では?と思っていた。
カノジョは、痩身男を撮影する。
その結果、野犬たちに襲われて痩身男は死亡。アジア系がカメラで野犬たちを撮影して、殺す。

この時点で生きている痩身のカノジョ、アジア系、陽キャ女の3人は、山小屋で一夜を過ごすことに決め、眠る。

アジア系は、カメラのフラッシュで目が覚める。誰が撮影したのか疑心暗鬼になる中、アジア系は写真に写っていた通り、剥製にされた鹿の角に両目を突かれて死亡する。

痩身のカノジョと陽キャ女はお互いを疑う。
痩身のカノジョが、陽キャ女を殴って気絶させ、カメラを奪って逃げる。

そこに、かつてソ連政府に投獄されたガルノフが現れる。
山小屋の持ち主はガルノフで、ガルノフは出所後、ポラロイドカメラを開発した夫妻を殺害してカメラを手に入れていた。
また、ガルノフと陽キャ女は共犯。2人は、ポラロイドカメラを使って人の命が奪えるのか実験するため、若者たちを山小屋に連れてきたのだった。
だが、陽キャ女は自分の本当の親がポラロイドカメラの開発者であり、その両親を殺したのがガルノフだと知ってしまう。
陽キャ女はガルノフをカメラで撮影し、ガルノフは写真に写った通り、痩身のカノジョに銛で頭を刺されて死ぬ。

陽キャ女は痩身のカノジョを撮影しようとするが、フィルムが切れてしまったため替のフィルムを調達。
痩身のカノジョは、その隙にボートで湖を渡るが、フィルムを調達した陽キャ女にカメラで撮影される。
ボートは沈んで、痩身のカノジョは死亡。

その後、高身長男が呼びに行った警察と一緒に山小屋へ来る。
警察は、陽キャ女の話から大量殺人が発生し、陽キャ女は唯一の生き残りと断定。

高身長男から、ポラロイドカメラのことを聞かれた陽キャ女は、「両親の遺品だ」と答える。
「モデルみたいにハンサムではないけど、1枚撮影して欲しい」と言う高身長男。
その話を聞いていた警官は、「それならみんなで写真を撮ろう」と言い出す。
陽キャ女は、嬉しそうに集合写真を撮影する。
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