つっつー

戦場でワルツをのつっつーのネタバレレビュー・内容・結末

戦場でワルツを(2008年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ラストは衝撃的だった。カメラを通して戦場を見ることで悲惨な現実を切り離すことができていたというカメラマンの気持ちを体感する。観客にその効果を与えるのと記憶の中の戦争表現として、戦争の派手さを削ぎ落したアニメーションは効果的だったと思う。
ラストの死体の映像もショックだったけど、その前の生存者の慟哭の方がくらくらした。カメラに向かって叫ぶ人の声とか得体の知れない本能的な恐怖感が湧き上がってきたし、もし自分もあの場にいたら記憶なくすだろうな。