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台風家族のkuuのレビュー・感想・評価

台風家族(2019年製作の映画)
3.4
『台風家族』2019年公開
監督は市井昌秀(芸人“髭男爵”の元メンバー)、主演は草なぎ剛。
クセある家族群像をブラックユーモア?(私的には笑えんかった)を交えて描いたコメディドラマす。
鈴木一鉄(藤竜也)と妻光子(スンマセンだれか分かり1000)は銀行から2000万円もの大金をギャング(強奪)し、行方不明に。
って、とこから、にゃにゃにゃにゃ~い!あり得ない😁
余談ながら日本において、銀行強盗は、ほぼ成功しない。日本国内で白昼に行われて成功した銀行強盗事件としては、1932年に日本共産党党員による赤色ギャング事件しかない。違ったら教えてくださいな。
話は映画に戻りまして😃
事件から10年過ぎたある日、行方不明の両親の認定死亡か失踪宣告どちらか忘れたが、とにかく、仮想葬儀して、財産分与をするため、子どもたちが集まる。
ボンクラ長男の小鉄(草なぎ剛)は妻の美代子(尾野真千子)、そして、娘のユズキ(甲田まひる)と10年ぶりに実家へ訪れる。
また、余談ながら甲田まひるのjazzは好きだなぁ。末筆にYouTube映像URL載しときます。
長女の麗奈(MEGUMI)、次男京介(新井浩文)とともに、空の棺おけを2つ並べ、仮想葬儀が始まる。
葬儀が終わった頃~にインターホンが鳴りチャラ男然の麗奈の彼氏やってきた。。。
この作品の家族がこのまま普通におわったら映画にならへん。
末っ子の千尋(中村倫也)が出てきた頃にはコント風のドタバタ作品が出来上がってたかな。
この最低?な兄弟喧嘩(小生は普通とは云えないまでも、タマにあるの兄弟喧嘩やとは思うが)は、
やがて『家族再生』てののストーリー展開していき~の、
クライマックスはホンワカパッパてなる仕組みの吉本風じゃなく、松竹風のコント映画でおひらきでした。
草なぎ剛演じる野郎のクソさに笑ってしまう?(いや実際あまり笑えなかったかな)ブラックコメディから~の、ま・まさかの感動(小生はプチホロッときましたが、サブって思う人も多発するやもしれまへん)、これこそが『台風家族』の最大の山場なんやろな。
藤竜也の父ちゃん役だけは(だけ)マジにホロッときたし、ホンマ全編、藤竜也でよかったかな😁
あと、MEGUMIのエロシーンは、私的ながらいりません。
監督が見たかっただけやろ。このエロ男爵髭男爵男爵芋🥔
一気に観る気がB級映画目線になってもた。
監督がお笑い芸人の“髭男爵”の元メンバーてこともあるのか、監督はネタの方向性の違いから脱退したという過去がある故にか、笑いのツボには全くハマらんかった。オモロない間抜けやし髭男爵を抜けたんやろ。
悪くはない映画なのに何かスッキリしなかったかな。
突き抜け感がなかったしかな😖


※ ちょいネタバレ注意報発令

余談が過ぎましたが、これって、原作やと続きがあって、
両親の死体が川の水に流されてしまって、兄弟は、アホみたいに追いかけ気が付くと海まで流されてしまった。
その頃雨は上がっていた。。。
んで、原作やと、
仲良く海に流されても離れない二人のそばに浮かぶ黒いバッグが!!!
そうっす!2000万円が入ったバッグなんすよ。
小鉄は、バッグを奪い妻の美代子に逃『げろー』と云って美代子とダッシュ💨逃げる。
残された兄弟は『クズヤロー』なんて云ってボンクラ兄を追いかけ終了って感じです。
強盗した銭は全額返金して、 小鉄は実家に住むようになって仲は良くなり家族めでたしめでたしちゅうお話やったです。多少の記憶違いはお許しを🙇‍♂️


甲田まひるのjazzyな曲。



https://youtu.be/VK48Wf5HKf8
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