重信房子、メイと足立正生のアナバシス そしてイメージのない27年間の作品情報・感想・評価

重信房子、メイと足立正生のアナバシス そしてイメージのない27年間2011年製作の映画)

L'anabase de May et Fusako Shigenobu, Masao Adachi et 27 années sans images/The Anabasis of May and Fusako Shigenobu, Masao Adachi and 27 Years Without Images

製作国:

上映時間:66分

3.4

『重信房子、メイと足立正生のアナバシス そしてイメージのない27年間』に投稿された感想・評価

4.2

重信房子の娘重信メイと映画監督の足立正生が日本赤軍にまつわる背景を語るお話

足立正生監督作である『略称・連続射殺魔』を見ていないため声高に語ることは出来ないものの、「そこにいた証」として風景を切り…

>>続きを読む
この最近この手のテロリストや犯罪者を物語化英雄化する風潮があるが、この手の映画を評価してはいけないと思う。
この女はテロリストなんだから。
「風景というのは、その時代のその時の権力の姿がそのまま立ち上がってきているんだ その権力の姿が街の風景になっているんだ」
muscle
-
つけ忘れ。風景論としてうまく行ってるのかどうかを不安がることばをそのまま取り込んでいる。ラストは『ザコクピット』みたいな。

語られていることよりも映像にばかり集中してしまったが、まず純粋に撮り方が良かったし、車とかデジカメとか21世紀的なものばかり映っているのにフィルムの質感のせいで60年代にクリス・マルケルとかが撮った…

>>続きを読む
『略称・連続射殺魔』の手法なんだが、上手くまとまってる。
足立正生がよくわかる一本。
重信メイが衝撃。
1969を振り返る。
怒り、映画に全ての感情をぶつけた時代。
y
3.5

日本赤軍である重信房子の娘、メイ人生とジレンマ。連続殺人鬼の永山則夫を描いた『略称・連続射殺魔』を撮った足立正生の言葉。風景論と台詞に出てくるが、この映画もただひたすらに風景を映し続けるのみ。会話の…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事