horahuki

バーニング・パームズ/Burning Palmsのhorahukiのレビュー・感想・評価

3.2
6月28日公開『ハッピー・デス・デイ』に向けて♫

ブラックなネタでシュールに笑わせてくるエロネタ満載なコメディ短編×5からなるオムニバス映画。『ゾンビーワールドへようこそ』のクリストファーランドンの初監督作です。


第1話『嫉妬の鬼』
婚約中の彼氏は子持ち。彼の娘に挨拶にやってきたは良いけれど、彼氏と娘さすがに仲良過ぎんじゃね?ムキー!ってなるタイトル通りなお話。

どんだけ仲良いっつっても父と15歳の娘がお互いに上半身裸で楽しそうに遊んでるとか狂気ですわ…。


第2話『子ブタちゃん』
彼氏のことめちゃ大好きなんだけど、自分は貧乳がコンプレックス…。嫌われたくなくて、彼氏のアナルに指突っ込んだらウンコの臭いが取れなくなって発狂するお話。

彼女が心病んじゃって両親駆けつけてくるんだけど、彼女の両親の前で「原因は彼氏に頼まれてアナルに指突っ込んだからです」ってバラされた後の彼氏の慌てふためいた感じと摑みかかる彼女の両親のとこが好き。そもそも別に貧乳ではない!


第3話『高い買い物』
ゲイカップルが大金払って養子にした女の子。どんだけ可愛がっても全然口を聞いてくれないから、ほっといたら覚醒剤吸っちゃって自分たちに向かって「オカマ野郎!」と連呼するようになるお話。

監督の自虐なんかな??とりあえずワンちゃんは最高だってことですね。でも私はネコ派!


第4話『カンガルー裁判』
死んだ子どものへその緒を大事そうに持ってる使用人の女。へその緒が無くなって大騒ぎするもんだから子どもたちが裁判するお話。

これは好きじゃない…。


第5話『肉食系女子』
クリスマスに覆面男にレイプされちゃった…。でもそれが忘れられなくてまたレイプして欲しくなったもんだから、男が落としてった財布から身元を割り出してストーキングするお話。

女のメンヘラ感が最高に不気味。そもそもレイプした男が悪いのに、良い加減にしてくれよとか何言うとんねんって感じですわね。


サラッと見るにはなかなか面白いオムニバスでした。でも一本一本もう少し短くして欲しいです。どれもこれもそんな尺使わなくて良いような…。この監督の笑いのセンスは結構好きなんだけど、若干『ハッピー・デス・デイ』不安になってきました。というか思いっきりサミットと被るんだけど、大丈夫かな…辿り着けるかな(^_^;)
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