ぐりんでる

DUNE/デューン 砂の惑星のぐりんでるのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.2
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砂の惑星の予知夢を見るポール。やがて彼らの一家はその砂の惑星を巡る、巨大な利権争いに巻き込まれていく…
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ジャケにも書いてある通り、青年が全宇宙から命を狙われるらしい!😳
何やら壮大な物語の始まり、今作単体ではかなり起伏のなだらかな作品で、面白いかといえば堂々と面白いって感じではない刺激弱めの面白さ、だけど世界観とか設定はなかなか好みな香り。

最初からフルスロットルで長めのカタカナ文字が次から次へと出てくるので、これがあいつであいつがこれね、ここはどこ?私は誰?…😇これは地名だったか…と色々把握するまで時間がかかりました。

それでも、砂の惑星からのみ採取できるという、この宇宙では重要な資源”スパイス”を巡る、あらゆる勢力の謀略、陰謀、おそらく複数の謀に巻き込まれてるくさい主人公青年の王族一家。というような関係性がわかってくれば名前は雰囲気だけで乗り越えることができました。今も名前・名称等々、ほとんど覚えれてません!!

ちなみに、この辺の枠組みを把握した頃にもまだ青年は全宇宙から命を狙われていませんでした!

絵的にも芸術的な?感じの場面が多く、ほぼ砂漠というステージも含めて研ぎ澄まされたシンプルな背景。ティモメとファーガ親子など顔面から佇まいまで美しいって言葉がピタリとハマる感じなので、神話みがかなり強い。

その絵画的であまりに高尚な空気は映像だけでなくテンポも然り。下手すると眠気に飲み込まれるほどのゆとりだが、それだけ丁寧に描いています。今回は不思議と起きていられたが、場合によっては大爆睡してたとも思う。

ちなみに、だんだんと青年がなんかに目覚めていく雰囲気はあるが、まだ青年は全宇宙から命を狙われていません!

あとクソなげ〜ww🤤!!正直、間延びしてる感も否めない🤔じっくりすぎるし、砂漠の描写は美しいが単調な景色であるのも影響しているかも。

まぁ本当に何か伝説が始まる。的なこの世界観の説明、序章 of 序章のプロローグにすぎない一作でした。でも好き。

そして!!!青年は全宇宙から命を狙われる事なく今作は終わりました!!
めでたしめでたし😀


狙われろよーー😆

この秋一番のでかい虫です🐛