great兄やん

ラストナイト・イン・ソーホーのgreat兄やんのレビュー・感想・評価

4.7
【一言で言うと】
「美しい“夢”には棘がある」

[あらすじ]
ファッションデザイナー志望のエロイーズは、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学するが、寮生活に向かず一人暮らしをすることに。新しいアパートで暮らし始めた彼女は、1960年代のソーホーにいる夢を見る。エロイーズは夢の中で、歌手を夢見るサンディと出会い、肉体的にも感覚的にも彼女と次第にシンクロしていく...。

第34回東京国際映画祭にて鑑賞。

劇場鑑賞150本目である今作。
今年目標だった劇場鑑賞150本を遂に達成する事ができました!!😆😆
しかも150本目が今作になるなんて...メチャクチャ嬉しい!!!(≧∀≦)

正直ストーリーに関しては期待していたのよりもかなり普通めでしたが、映像や演出に関してはマジで今年ベストレベルで凄かった(゚o゚;;

ジャンルとしてもホラーなのかサスペンスなのか、あんまり纏まってない印象を感じたけど、それをカバーするエドガー・ライトのセンスの良さがもうハンパじゃないのよ(^◇^;)...マジで笑っちゃうくらい。
鏡を使った幻想のシーンや60年代のロンドンの再現具合い、それに合わせた選曲のセンス...『ベイビー・ドライバー』で僕の心を掴まれましたが、今作でより一層エドガー・ライトのファンになったかもです!!!😆

それに映像面の美しさもそうですが、それ以上にトーマシン&アニャの御二方がもう...マッッッッッッッッッッジで言葉失うレベルの美しさ( ゚д゚)
ハッキリ言ってストーリーよりも彼女らのご尊顔を拝むことに必死になるくらい、それくらい魅力度が爆発しまくっておりました!!😍😍😍

他にも色々言いたい事が山ほどありますが、とりあえず映画館で公開されたら是非ともスクリーンで楽しんでください!!

ショービジネスで働くことへの“憧れ”、そして入ってから気づく“現実”...夢見ることは良いことだけど、それが現実に反映されるとは限りませんからね〜…😔

まさに『ララランド』の対極を成す今作。
夢見る女の子を性的に搾取する男どもは全員地獄に落ちてしまえ!!😡