『 世界に一つだけの花🌻 』
公開初日行ってきました❕最近は「安い！近い！空いてる！」の三段仕様に魅了され、めっきりイオンシネマなボクでしたが、この映画の為今回はユナイテッドへ🎦🏃💨 先日のひとり劇場体験とはうってかわってほぼ満席の状況！いやぁ、こんなの久々💦 あと、若い方の注目度が高い様で、とにかく客層が若い！なのにこの映画、あんな事やこんな事になったりしちゃうもんだから、「みんな大丈夫～⁉️」って思わず客席に聞きたくなりました👂🤚それにしても絶対観てからって思ってたのに、結局『へレディタリー』まだ観てないや...😌 まぁ、逆にこっち観てから観れる事を贅沢と捉える事に致しましょうか🙇
さて、ホラーのつもりで観に行ったこの映画。でも監督はホラーとは言うてない。観客の緊張や不安を煽るという点では、ポスターにある通りスリラーと言えると思います。 あとひとつ言える事は、観ているこちらの精神をジワジワと蝕んでくる映画であるという事。しかも、明るい状況で！この明るい状況というのがなかなか効いていて、笑顔での“ここではこれがふつうです”モードが、観てるこちらの具合をどんどん悪くさせていく😫💧
これ、もっと身近な事に置き換えると、例えば彼女の実家に行って出てきたおかず。その実家のある地方では定番なのかもしれないけど、それが何なのかよく分からない。でも、彼女の手前「美味しいです😋」と言わなければならないあの感じ。
「郷に入れば郷に従え」
しかし、その“郷”があまりに常軌を逸していたとしても、あなたはそれに従えるか？
もう10年以上も前の事ですが、責任者対象の数日間の自己啓発研修に参加した事があります。入った事はありませんが“オレ収監された？”と感じる厳しい内容の研修。ちなみに携帯やタバコは開始時に没収。朝は4時起きでそこから2時間体操し、あとはとにかく書き物や暗記のオンパレード。食事や入浴はあてがわれたその尺も相まって凄まじい忙しなさ😵 そして、その後も23時半までまた書き物。正直地獄だと思いましたし、もちろん早く帰りたい！って思いました。
ただ...
段々と慣れてくる！
早朝の体操も清々しいと思ってくる！
そして、気付けば従順な兵士の様になっている！
そこには、いとも簡単に洗脳された自分がいたのでした💂
そんなわけでこの映画、ホラーか恋愛ものか、はたまた救済を描いたヒューマンドラマか。ひとつ言えるのは、例えどれだったとしてもエロもグロもある映画だという事😅 序盤のテンポにこそキツさを感じましたが、あとあと振り返ってみると実はそこに無駄はなく、また非常に細やかに、伏線というかその後の展開を示唆する場面やアイテムが映し出されている。その辺は実に良く考えられ、作り込まれた映画なのだと思いました。あと、あの共鳴のシーンは笑える様でいて、泣けるシーンでもある。人に理解してもらえた時、時に人は涙してしまうのです😢 まぁ、涙どころでなく嗚咽でしたけども...
救いの様でいて、さらに堕ちた...とも。
花に埋もれた唯一無二のあの姿の真意とは？
