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君の誕生日のkazu1961のレビュー・感想・評価

君の誕生日(2018年製作の映画)
4.0
▪️JPTitle :「君の誕生日」
ORTitle:「Birthday」
▪️First Release Year : 2019
▪️JP Release Date : 2020/11/27
▪️Production Country : 韓国
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-227
🕰Running Time : 120分
▪️Director : イ・ジョンオン
▪️Writer : イ・ジョンオン
▪️MusicD : イ・ジェジン
▪️Cast : ソル・ギョング、チョン・ドヨン、ユン・チャニョン、キム・スジン、イ・ボンリョン
▪️Review
🖋ラスト30分のスホの誕生会。。。やられました。泣かせにきてるのをわかりながら、ソル・ギョング演じる父親のジョンイルの慟哭に号泣。。。そこから涙腺崩壊でした。。。そして最後は清々しい気持ち、優しい気持ちになれる、そんな作品です。

🖋前半はとにかく辛くて、痛い。淡々と描かれる遺族の悲しみや喪失感がより胸にグサッときます。でもその反面すごく愛に溢れた作品で、人はいろんな人に生かされいることを実感できる作品です。

🖋本作は、韓国全土が悲しみに包まれた2014年4月16日、修学旅行中の高校生ら300人以上が犠牲となったセウォル号沈没事故を初めて正面から取り上げた作品です。18年ぶりの共演を果たしたソル・ギョングとチョン・ドヨンが子供を亡くした喪失感と切ない愛を抱きながら生きる遺族の姿を渾身の演技で熱演しています。監督は長編デビューのイ・ジョンオン監督。自身がボランティア活動を通じて長い期間、遺族と接する中で生まれた本 作品でもあります。

🖋物語は。。。
2014年4月16日、この世を先に去った息子スホへの恋しさを抱きながら生きるジョンイルとスンナム。やがて1年にたった1日だけのスホの誕生日が近づいてきます。母スンナムは主役不在の誕生日は息子がいない現実を認めるようで怖くてたまりません。一方、ある事情により息子が亡くなった日に父親としての役目を果たせなかった父ジョンイルは、家族に対して罪悪感を抱えたまま、あの日から2年後に韓国に戻ってきます。彼にとってすべてが見慣れない現実の中、家族と一緒にスホの誕生日を迎えますが。。。

▪️Overview (映画. comより)
「オアシス」「ペパーミント・キャンディー」のソル・ギョングと「シークレット・サンシャイン」「ハウスメイド」のチョン・ドヨンという韓国映画界を代表する演技派の2人が、「私にも妻がいたらいいのに」以来18年ぶりに共演し、夫婦役を演じたドラマ。2014年に韓国で起こったセウォル号沈没事故を初めて正面から題材に取り上げた作品で、事故で息子を失った夫婦の喪失感や愛情を描いた。先にこの世を去ってしまった息子スホへの思いを抱きながら生きるジョンイルとスンナム。スホがいなくなってから初めて迎える息子の誕生日が、母スンナムは息子がいない現実を認めるようで恐ろしくてたまらない。一方のジョンイルは、息子が亡くなった日に父親としての役目を果たせなかったことに罪悪感を抱いており……。
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