世代や国で考え方が違うことってたくさんあると思うし、その全てを尊重しよう！というのが多様性だと思うし、それが大事だとも思うんですけど、それって実際難しいしめんどくせぇ！ってとこが描かれていたのがよかったなぁと。
病気の告知に関しては日本はこの映画のアメリカと同様、本人に伝えるのが今は当たり前だし、私もそれが正しいと思うから主人公に共感して親族にイライラもしたんですが、親族の考えが間違ってるというわけではないんですよね。そこにはちゃんと、それがいいと思う理由があるわけで。「重荷は息子が背負う」というおじの言葉にすごくハッとさせられたというか。主演のオークワフィナとおばあちゃんナイナイの表情がすごく良くて、それでグッとくるシーンもたくさん。ラストシーン、とても好きです。
一人だけ日本人が出てくるんですが、やっぱ顔でなんとなく日本人ってわかるよなぁと、改めて思ったりした笑
