三次元からきたブロンディ

TENET テネットの三次元からきたブロンディのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
4.8
記録
クリストファー・ノーランの待望の最新作。第三次世界大戦を阻止する物語だけど、これはスパイ映画として面白く、「時間の逆行」という発想をよく考えたと思う。良い意味でよく分からない。ノーランの過去作『メメント』『インセプション』も似ている部分もあり、ある種の実験的映画だ。中盤〜終盤に掛けてのスリリングなアクションがあれよとあれよと早く進行するので、目で追いかけるのが必死だった。ネタバレを避けて綴っているが、本作は1回の鑑賞だけでは理解不能である。

登場人物たちも個性的で、中でもロバート・パティンソンが特に良かった。本作は''時間''と''時系列''が入り混じり、昔の映画でもこういう時間もの作品はあったけれど、兎に角これは新鮮で、新しいジャンル映画を観せられた様な気がした。新しい手法を見出した作品だった。本作は普通のスクリーンではなくIMAXレーザーで鑑賞することをオススメする‼️

あとネット予約をする時はアクセスが集中する為、出来ればお早めにチケットをお買い求めをした方がいいかもしれません(経験上から言うと)