2021/1/4ユナイテッドシネマ札幌IMAXレーザーシアターにて鑑賞。早くも2021年1発目レビューでございます。本年もよろしくお願いいたします。
1月はスケジュールを組んだら観たい作品のおてんこ盛り！今年も映画業界が盛り上がるようにどんどんレビューしていきますよぉ～。
さて、本年1発目は私も鑑賞した大ヒット韓国映画「新感染」のまさかの続編であり、日本公開が1月1日というなんという縁起のいい大勝負に出た作品でもあり、大好きなアクションジャンルでもあるので鑑賞させていただきました。
いやぁ～面白かった。そして、前作より好きでしたねぇ。
前作のキャラをだれも使わず完全に別のキャラで4年後の半島の世界だけをそのまま生かして続編に持ってくるという作り手側にとっては映画ファンの期待値ハードルをあげさせちゃうチャレンジとも言える設定は、私はこの作品は大成功だと思います。
前作はほとんど列車内でのゾンビパニックホラー映画でしたが、今回はウィルスの影響でたった1日で国の機能が停止した4年後の韓国都市部すべて。「ちょっと、韓国に大金あるみたいだからさぁ～、取ってきてくれるぅ～死ぬかもしれないけど～、シクヨロォ～。」というようなノリで香港に亡命して生活していた主人公の元軍人ジョンソクは、この依頼をしぶしぶ受け義理の兄チョルミンと共にチームを作らされて戻ってきた祖国で待っていたのは、凶暴な感染者と狂気に支配された軍団、そして生存者家族。ゾンビとのバトルがメインと思いきや極限状態の中で生き残っている人間同士の戦いのドラマがメインと言える作品です。
例えていうとまさに、海外ドラマ「ウォーキングデッド」のゾンビを早くしてみたバージョンの人間ドラマと思っていいでしょう。もう前作よりパワーアップしてるんですわ。ゾンビが走る走る、束になったら怖えぇ怖えぇ、そして不意に来たらびっくり！！新しいゾンビの進化系のとこもぜひ注目していただきたい。
そして、今回の見どころはカーチェイスバトルですよ。腐敗し半島を忠実に再現された中でのVFXを使ったカーチェイスバトルは迫力満点で素晴らしい。マリ〇〇ートでもやらない、マッドマックスにも負けないといえるドライブテクニックのバトルシーンはこれは4DXでも体感してみたくなりましたねぇ、オススメでございました。
敵も味方も半島から出るためには何でもやるようなキャラだし、この時こうしておけば良かったこっちを選んでいたほうが正しかったというような人生誰もが必ず起きる分岐点の選択肢が描かれておりこれは他人ごとではないんだぞというようなメッセージ性もあるドラマ展開がありこれが逆転逆転してクライマックスシーンはかなり好きでしたねぇ。
家族愛もあるし、仲間を助ける展開、そしてアクションやカーバトル、ゾンビも出るけど人間ドラマがメインだし前作を観ていなくても十分楽しめる、年明け一発目スカッとしてみたい人にオススメの1本でございますぞ。
最後に関係者の皆様へズバリ言って
日本公開の時の邦題なんとか短くなりませんでしたかねぇ
取ってつけたかのような邦題にちょっとがっかりしてます（笑）
