ましゅー

悪人伝のましゅーのレビュー・感想・評価

悪人伝(2018年製作の映画)
4.0
…今日も暑かったですね…🥵
引き続き夏休み。朝イチで横浜の奥地から大森まで行ったんですが、いつもなら8時前のこの時間、自宅から最寄り駅まで歩いて行くのですが、さすがに身の危険を感じてわざわざ220円払ってバスに乗りました。
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後で本日の気温実績を見てみると、品川区・大田区で最高気温36℃、横浜市に至っては37℃だったとか…😱皆さんよくマスクをして屋外を歩けてますね…。私なんか人がそこそこ居るところでは(バスや電車内はもちろん)我慢して付けるんですが、その他周りに人がいない場所では外しまくってますよ。ただでさえこの陽気、顔から汗が吹き出すんですから…。

あぁ本当はこんな時に外になんか出たくない…。でも映画は観たい…😫
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という訳で、一日ずれてしまってますが、昨日新宿で観たこの一本。ここのところ通常勤務時では平日仕事終わりに全然都内劇場に行けなくなってしまい、もう公開から4週間以上経ってしまってますが、流石シネマートさん。まだまだ一日二回公演してくれてますので、最大限の感染予防策を講じつつ敬意を払っての鑑賞です。
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(以下 公式サイトより抜粋)
『本国NO.1大ヒット!ハリウッドリメイク決定!』
これぞ世界を魅了する韓国ノワール・エンタテインメントの真骨頂!
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凶暴なヤクザの組長チャン・ドンスが、ある夜何者かにめった刺しにされる。奇跡的に⼀命をとりとめたドンスは対立する組織の仕業を疑い、手下を使い犯人探しに動き出す。
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一方、捜査にあたるのは、暴力的な手段も辞さない荒くれ者のチョン刑事。彼は事件がまだ世間の誰も気づいていない連続無差別殺人鬼によるものであると確信し、手がかりを求めてドンスにつきまとう。
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互いに敵意を剥き出しにしながら自らの手で犯人を捕らえようとするドンスとチョン刑事。しかし狡猾な殺人鬼を出し抜くために互いの情報が必要であると悟った2人は、いつしか共闘し犯⼈を追い詰めてゆくー。
(以上 引用終わり)
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……………。これ❗これですよ‼️
こういうのが観たかった😆‼️
いやぁ #マドンソク 、久々にスクリーンでお会いできて嬉しゅうございます😭

昨年やはり夏、劇場で観た「守護教師」以来ですよ!
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敬意を込めて敢えて愛称で『マブリー』と呼ばせてもらいますが、今回はそのマブリーのトレードマークとも言える腕力を余すところなく発揮できる、ヤクザの組長という役どころがまたいい❗
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通常は比較的ジェントルなんですがキレた時の容赦のなさと来たら…。

粗相を働いた他組のチンピラをサンドバッグに詰めてあのくそ重いブローを嫌と言うほど叩き込んで半殺しにしたり、同じく他組の幹部クラスであっても目上の者の前で失礼を働けば(儒教文化とヤクザの序列のダブルパンチ😫!)素手で(😲!)歯を抜く(🤧❗)その剛力‼️

いやぁ怖いですね~。恐ろしいですね~。
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でも信義に厚いのもまたヤクザのいいところ。
腹心の幹部が殺人鬼の手にかかって命を落とした後の、あの犯人のタコ殴りの鬼神さと来たら…❗((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル…
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またそこに至る前提として、自らが濡れながらも女子高生に傘を上げてしまう・そしてその結末のくだりがあってこそ。

根は優しい人を本気で怒らせると恐いんだから❗
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そうした際立ったマブリーのキャラ立ちだけでなく、法スレスレ、いや、法を超えたところまで執念の捜査に挑む刑事役 #キムムヨル も、英題の『The Devil』に相応しいサイコな連続殺人鬼を演じた #キムソンギュ も、迫真の演技で三者三様の個性がぶつかり合い、手に汗握る場面が片手はおろか両手でも追っつかないくらい多々❗

特にキム・ソンギュはいいですね~。過去マブリーと共演した「犯罪都市」という作品もあるようなので、そちらも早い内に観たいですね!
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凄いのはキャラだけでなく、ラスト間際の法廷での逆転劇もいい❗ガチの法廷ものではないですが、ここでまたヤクザとしてのケジメの付け方が輝いてくる❗マブリー、やっぱ凄い‼️私が女だったら間違いなく惚れますよ、これ😂
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いくら無差別連続殺人といえども、襲った相手が悪かった🤣

そういう意味では、つくりものとしてのお話に過ぎない展開ではあるんですが、やはりエンタテインメントとしての面白さがそうした覚めた気分も吹っ飛ばす、漢の娯楽としての傑作がここに誕生した❗と言っても過言ではないでしょう。

うん。満足の一本です🤗
ましゅー

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