三次元からきたブロンディ

ストックホルム・ケースの三次元からきたブロンディのレビュー・感想・評価

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)
3.7
記録

「ストックホルム症候群」の語源ともなった事件を背景に描く実話。本編は『狼たちの午後』の様な展開を見せ、あの映画よりかは少々劣るけど、自分としてはかなり好きな方かもしれない。

『狼たちの午後』の事件も72年に起きた実話なので、この1年後にこの事件が起きるとは何たる偶然。

B.ディランの楽曲が彩られるが、S.マックイーンの『ブリット』『ゲッタウェイ』の話しやマスタングも出てくるので、マックイーンファンの方は必見。

主演のイーサン・ホーク、ノオミ・ラパスも良いけど、ホークの相棒を演じたマーク・ストロングが良い助演を魅せていた。

その後の犯人はどうなったかは気になる。