わじ

ブラック・ウィドウのわじのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

公開順は変わってもマーベル映画フェーズ4の真の開幕!ブラック・ウィドウの過去に迫るナターシャ・ロマノフの人生譚。

◯感想
いやー、オープニングのMARVELクレジット…感動しました。Disney+で3作品見ていたけど、やはり映画館という高音質+巨大スクリーンで見るクレジットは何度見ても興奮しますね。だってスパイダーマンHHFから2年ぶりだもん、そりゃあ待ち遠しいですよ!
映画本編も本当に素晴らしく、満足のいく2時間でした。ブラック・ウィドウの誕生、彼女の生き様を丁寧に描いて、ラストのホークアイのチラ見せも「これからどうなっちゃうの〜?」と大満足の展開でした。

◯家族のキャラクターが良い、全員を助けることに込められた意味
子ども時代の写真フラッシュバックと歴史上各地の事件にレッドルームが関わっていたことが暗にほのめかされるオープニング演出は素晴らしかったです。また、子ども時代のロマノフ少女役がミラ・ジョボビッチの娘だったとは知らなかったので、調べて胸アツでした。

レッドルームで利用されていた人を助けること。アベンジャーズと擬似家族の二つの家族がいること。あの時の「自決」の意味を考えながらエンドゲームを今すぐ見直したくなりました。
たとえ父母、妹が偽装だったとしても、そこにはちゃんとしたリアルがあって、しっかりと家族愛が描かれており「痛みが人を強くする」というセリフは本当にグッときました。家族一人ひとりのキャラが立ってて、エレーナ(フローレンス・ピュー)に登場シーンをめちゃくちゃイジられてて「めっちゃ仲良いじゃんw」って笑いました。

◯やっぱりMCUのアクションは最高
冒頭のエレーナとのキッチンでのアクションもさることながら、今作は「ミッション:インポッシブル」ばりの空中戦が印象的でした。雪崩迫る中での間一髪の救出劇には手に汗握ったし、ラストのスカイダイビングアクションは、経験者から言わせると「こんなん絶対無ムリだろwww」ですが、そこはMCU、さすがの演出で引き込まれました。直近で見たのが「東京リベンジャーズ」だったので、やはりMCUアクション際立ってました!

おそらくスカヨハのブラック・ウィドウとしての出演はないかもしれないが、フローレンス・ピューの今後の活躍、万が一の可能性として「ロキ」で明らかになったマルチバース展開でワンチャン復活?なんて期待もしつつ、続く「シャンチー」、フェーズ4作品からも目が離せません!
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