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ANNA/アナのHKのレビュー・感想・評価

ANNA/アナ(2019年製作の映画)
3.6
リュック・ベッソンの新作『ドッグマン』を観て、未見だった本作を思い出して鑑賞。
『ルーシー』と『ヴァレリアン』は連続でガッカリしたので本作はスルーしてました。
また女性の名前がタイトルの女殺し屋の話、どうせ過去作の焼き直しだろうと大して期待していませんでしたが、けっこう楽しめました。

貧乏暮らしから脱出するため海軍に志願したアナは、過酷な訓練を積みその実績からKGBに移籍、オモテ向きはファッションモデルとしてパリでスパイ活動や暗殺の任務を続けますが正体がCIAにバレ・・・
まあ確かに既視感はあるんですが、アクションのキレもいいし役者の皆さんもなかなか。

主人公を演じるサッシャ・ルスはロシア出身のスーパーモデルだそうで、顔はそれほど美人だとは思いませんが8頭身のデキすぎモデル体型のアクションはなんだか人間離れしていてまるでゲームキャラを見ているよう。

主人公がメジャー役者じゃない分、脇にはしっかりとベテランを配置。
KGB上司のヘレン・ミレンがまたさすがの存在感で役どころも儲け役。
同じくKGB仲間にルーク・エヴァンス。
対するCIAには昨日晴れてオスカー男優となったキリアン・マーフィー。

ハードルを下げて鑑賞したとは言え予想以上に楽しめたということは、やっぱり『ルーシー』と『ヴァレリアン』に問題があったということか。
その前の『マラヴィータ』も面白かったし。
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