Mayo

エターナルズのMayoのレビュー・感想・評価

エターナルズ(2021年製作の映画)
3.5
いろいろなところで評価が高かった今作、楽しみにしていました!

映像の美しさは言わずがな、金色の線で表現されるエターナルズのパワーがとても美しい。

今私がいる地球と、マーベル映画の中で続いている、〔アベンジャーズがいるバージョンの地球〕っていうパラレルワールドみたいな感じがこの作品でもしっかり設定として残されていて、すごくワクワクした。

多様性がものすごいことになってる。
人種、セクシュアリティもさまざま。聾唖のメインキャストも。
最初は一気にこんなに新しいキャラを理解できるだろうか?と思ったけど、主人公セルシたちとともに仲間を再招集しに行くという過程もあって、すぐに覚えられる。
これだけスーパーヒーローがいて、まだこんなに新しいキャラクターや特性を出していけるだって感心しちゃう。

アンジェリーナ・ジョリー美しかった!アクションもカッコ良い。
過去の辛い記憶のせいで精神をやや壊しているセナというこのキャラクターですら多様性の一環に見えた。精神を病んでしまっている人、多いと思うから。ギルガメッシュとの絆も泣けた。

幽遊白書のレイガンを取り入れたというめちゃめちゃカッコ良いパワーを持つインド系のキンゴのキャラも面白かった。お付きのカルンのキャラも良し。

子供の姿をしているスプライトの気持ちを思うとかなり切なかったなぁ。

この多種多様なキャラクターそれぞれの特性が、人間との関わりや人間というものへの考えに影響していて、そこが素晴らしい。
人間とは、と自分を振り返るポイントがいくつもあって、考えさせられた。

しかし、セレスティアルズ、ティアマット、ディヴィアンツ…
用語が難しすぎて、子供と一緒に見てたら集中できず途中で???になってしまった。検索してやっと理解できたけれど。
今後も楽しみです。
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