YasuyukiMuro

糸のYasuyukiMuroのレビュー・感想・評価

(2020年製作の映画)
3.8
瀬々敬久監督、2020年の作品。菅田将暉&小松菜奈さん、結婚おめでとう記念、ミーハー気分での鑑賞です^ ^
平成元年生まれの2人の若者(菅田将暉と小松菜奈)の山あり谷ありの半生を、中島みゆきの名曲『糸』の世界観になぞらえて描いた壮大な物語。

北海道の美瑛、函館、東京、沖縄、シンガポール等を舞台に、男女のすれ違い、DV、格差、貧困、震災、成功と挫折、裏切り、余命宣告の闘病、、っていろいろ盛り込み過ぎ(^_^;) 其々のエピソードが薄くなるのも仕方ない。

そしてとにかくベタ!平成生まれが中島みゆきをカラオケで歌いまくる不思議はまぁ置いといて、OPからエンドクレジットまでベタの連続、、特にどんぐりと、泣いている人を見たら、、、のくだりは、余程お気に召されたのか、元ドラゴンズ岩瀬並みの連投でした(^_^;)

でもね、ここまで来ると、ザ邦画!という感じで逆に好感を持ちました^ ^ 細かい設定や展開は確かに突っ込み所満載でリアリティは皆無だけど、菅田&小松菜さん他、榮倉奈々、成田凌、倍賞美津子さんなど、役者陣の熱演で、ただのベタでなく、泣けるシーンにちゃんとなってます。特に小松菜奈のカツ丼がっつくシーンは良かった^ ^(←単に小松菜奈が可愛いだけか?)

とにかくお二人がこの映画きっかけ(かどうかは知りませんが)で結婚したならめでたい事!末永くお幸せに^ ^

(でもエンドロールのアレはやっぱり違うと思う、現実だけにしといて欲しかった)
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