モヤモヤした音楽って、抽象的なダンスと合うよね。Chemical Brothersの『Wide open』のMVと雰囲気が似ている気がした。
箱や改札の意味は分からなかったが、主人公は何かを探し続けて、人々の合間を縫うような生活を送っていたのだろうと感じられた。そして、ようやく安心できる人を見つけることができて、穏やかに眠ったのだろう。最後の場面では、男の顔にかかった朝日や鳥達のシルエットから、温もりや門出が連想された。
水平面を人々が転がり落ちたり登ったりする不思議な映像となっており、純粋にどうやってあの映像を撮ったのか気になった。
