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ゾンビ津波のkuuのレビュー・感想・評価

ゾンビ津波(2019年製作の映画)
2.8
『ゾンビ津波』
原題Zombie Tidal Wave.
製作年2019年。上映時間86分。

『シャークネード』シリーズの監督アンソニー・C・フェランテと俳優アイアン・ジーリングが再タッグを組み、津波に乗って襲来したゾンビとの戦いを描いた米国製パニックアクション。

穏やかな海に囲まれた平和な孤島。
漁師のハンターと仲間たちの船が、突如としてゾンビに襲われた。
どうにか反撃して逃げ切ったものの、ゾンビは続々と姿を現し、島は恐怖に包まれる。
ハンターは愛する島を守るため戦うことを決意するが、そんな矢先、巨大津波に乗って大量のゾンビが島に上陸しようとする。。。

こないにゾンビ映画が氾濫してて、いまだにゾンビ遭遇ファーストコンタクトで🧟‍♂️対処方法、もしくは🧟‍♂️回避方法を戸惑うもんなんかと思う。
こりゃゾンビやでって思うなら頭を潰せ!!
っっそれでも死ななきゃ切り刻め!!。
それが顔真っ青な、ただのオッサン殺っちまったら殺人になるなぁ。
しかし、今作品の青色ゾンビは間違いなく見たら殺っちまおう。🧟‍♂️🧟‍♂️🧟‍♂️🧟‍♂️
いや、取り敢えず逃げるは恥だが役に立つかな。
時がきてゾンビ君が朽ち始めるまでスーパーマーケットに籠る、今ならドラッグストアーが最適、快適かも、最高はコストコに籠る。

今作品は、タイで撮影された低予算のコテコテB級ゾンビ映画です。
グロテスクに見えなくはないけど笑える造形ゾンビは、その道の(B級ゾンビ)ファン向け作品かな。
個人的にはオドおどろしい造形でいて(初期の頃のウォーキングデッドのウォーカーのような)、出来れば、お話はシリアス・ゾンビ映画(ワールドウォーZのような)を欲してる小生には嵌まるまではいきませんでした。
しかし、今作品は非常にテンポが良く単なる脱力系のエンタメホラー映画としての意味合いが強く、今のコンディションには、脳をあまり使わずして観れるところは良かったです。 
プロットは、架空の小さな町エムリス・ベイを襲う津波が、青く突然変異したゾンビの群れたちを町に運んでくるちゅう感じかな。
(他にも2つの津波が発生する)
これは、沈没した船に化学物質が流出事故が原因で発生したもので、地震の影響で海底の亀裂からゾンビが飛び出してきて、津波にノッテ殺人ゾンビたちが海岸にたどり着き、攻撃モードに入ることで、海上の大混乱が起こる。
今作品では、無私無欲で落ち着きのあらへん独身野郎が主人公で、もう一つの夢の場所に向けて飛び立とうとしている。
主人公の名はハンター・ショー(イアン・ジーリング)。
彼は元ニューヨーク市の消防士で、9.11の後、釣り船で南太平洋を旅するために脱サラした。
その他の登場人物は以下の通り。Dr.  ハンターが求める美人未亡人、ケンジー・ライト(チェリー・キャシディ)は、誘惑されるかもしれないが、親密な関係には抵抗がある。
ケンジーの愛娘、サマンサ(テイタム・チニキ)は、ティーンバンドのリードシンガー、ダグ(ウィル・ジェイ)と付き合っている。
レイ(シェルトン・ジョリベット)はハンターの仲間で、ジェイダ(エリザ・ドゥーサ)はレイの可愛い姪で、悪趣味なゾンビにされちまう。
罪悪感に苛まれている保安官のアコーニ(エリック・チカシ・リンツビヒラー)と彼が過保護にしている繊細だがタフな娘のタアニ、そして、未来の花嫁コニー(ナターシャ・ハーデゲン)をゾンビに放り投げて自分だけ助かろうとしているナンバーワンの嫌な観光客の金持ちブレイン(リンカーン・ベヴァース)を見守っている。
アクションシーン中心(ショボいがB級としてはそこそこ)となるのは、ビーチ、街、病院、そして大手製薬会社の一匹狼の研究者、マーティ・ドリスコル(ランディ・シャラク)の隔離された安全な施設での、殺せないゾンビとのミニバトルの数々かな。
この町にゾンビをもたらしたビッグ・ファーマ社の悪行を説明するってなんやねんその説明。
今作品は、偽物のような高波を撮影するために、ショーもないCGに頼りすぎている。
しかし、このようなくだらない映画を見て楽しい時間を過ごすことを期待もしていたし(造形のよいゾンビとシリアスなストーリーはもっと欲してるが)、この芸術的ではないが、停止ボタンを押すまでもない可もなく不可もなく作品でしたし、今の小生のコンディションには最適なんかなぁと。

秋深し、こないに急に冷え込むときは、甘~い季節感あるスイーツとお茶で温まって映画鑑賞しつつ、風邪を撃退しましょ。
うがい手洗い励行で😊
kuu

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