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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのuneoのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

失敗が許されないブラックパンサーの続編ということで、期待と少しの不安を抱きながらの鑑賞。
冒頭からチャドウィック・ボーズマンの弔い感出まくりで、あ、このトーンでいくのね…と思ったら、本当に全編通して生真面目な作品だった。
ワカンダも初登場のタロカンもビジュアルが美しくてマーベルの本気を感じたし、役者たちの演技もよかった(とくにシュリとラモンダ女王)。
わざとらしくないシスターフッドの描き方にも好感。これだけ女性たちが活躍しててもそれが自然に感じられるのは、時代の変化ゆえなのかな。
序盤、中盤、ラストに泣かせにくるから、流石に最後は落涙(あれで泣かないひといるの?)
ネイモア襲撃の動機がすんなりは飲み込めないし、舞台を整えるのに時間がかかり過ぎてて、やっぱり2時間42分は長い…とか色々と難点はあるけど、2ヶ月以上ぶりの劇場鑑賞に値するエモーショナルな作品だった。
ワカンダ・フォーエバー。
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